毎週土曜日放送のラジオ番組「KAT-TUN 亀梨和也のHANG OUT」(FM NACK5)。8月22日は、亀梨さん主演のホラー映画「事故物件 恐い間取り」の原作者である松原タニシさんとの対談の様子が放送されました。
■亀梨、"事故物件住みます芸人"松原と対談!
"事故物件住みます芸人"として活動する松原さん。
映画の原作となった書籍「事故物件怪談 恐い間取り」は、松原さんが実際に住んでいた物件も含めた、様々な事故物件を紹介する怪談集です。
ある番組で、実際に事故物件に住み、幽霊を撮影するといった企画が元となったこの本。
今年7月には「事故物件怪談 恐い間取り2」も発売され、二作合わせて15万部売り上げたそう。
この話を聞いた亀梨さんは、「すごいですね本で(売り上げ)"15"っていう数字は」「またこういう特殊なね、ホラー…好き嫌いがもうはっきり分かれるであろう物にも関わらず、それだけの方達が楽しんでくれている(のはすごい)」と、驚きを隠せない様子でした。
また松原さんからは、この本の表紙がおどろおどろしい物ではない上に題名に『間取り』と入っていることから、初めはインテリアコーナーや建築コーナーに置かれていて、怪談本と知らずに購入してしまった人もいたという裏話も。
今回の映画化をきっかけに、より多くの人にこの書籍を読んでもらえたのではと喜びをあらわにしました。
■松原おすすめは映画を観てから原作を
ホラー好きなリスナーからの「映画を見る前に原作を読んでおくか、あえて読まないでおくかとても迷います。どうしたらいいですか」といったお便りを紹介した亀梨さん。
この質問に対して、「そうですねー難しい質問やなー。いろんな楽しみ方はあると思いますけどね」と語る松原さんですが、どちらにしろ原作は是非読んで欲しいのだと言います。
かく言う亀梨さんも、様々な作品でのお芝居で役を作るにあたって、原作を読んでから取り組んだ方がいいのかそうじゃないのか、プロデューサーに相談することがあるのだそうです。
松原さんは原作者であるが故に、初めて作品を見る人と同じ気持ちになれないのだとリスナーの質問の返答に悩みますが、撮影が終わってから改めて原作を読んだと言う亀梨さんは、「映画を観た後に、本を読んでもらってもちょっとやっぱゾクッとしますよ」とコメント。
悩んでいた松原さんでしたが、結果、ホラーが苦手な人は映画から観て、その後原作を読んで映画と原作の違いを感じて欲しいと答えました。
この話を聞き、ネットでは「2冊とも面白くて全部読んじゃった」「心の準備なしでは見られない!」と、すでに原作を読んだファンからの感想コメントが上がりました。
■新作ホラー映画は『怖ポップ』…?
話題は、「事故物件 恐い間取り」の監督である中田秀夫さんの話に。
ホラー界の巨匠と言われる中田さんが監督という話を聞いた時、どう思ったか、亀梨さんに問われた松原さんは「いや、それが一番怖かったですね」とコメント。
なんと、事故物件に住む経験は積んだものの、ホラー映画自体はまだ怖いという松原さん。
中田さんの作品映画「リング」(1998年)や「女優霊」(1996年)もめちゃくちゃ怖かったというエピソードを話し、亀梨さんの笑いを誘っていました。
今回の「事故物件 恐い間取り」は、怖い中にもポップさが含まれた"怖ポップ"要素があり、ちょっとクスっとできるような場面もあるという亀梨さん。
ネットでは「早く映画館でヤマメ亀ちゃん見たい!」「怖ポップがどんな感じなのか楽しみ」と、今から映画公開を楽しみにしているファンの声が続々。
ホラーが苦手な方も、思わず観てみたくなってしまったのではないでしょうか。
【番組情報】
KAT-TUN 亀梨和也のHANG OUT
(「Saturday Morning Radio おびハピ! Part2」内)
http://radiko.jp/#!/ts/NACK5/20200822100000
(文:アイドル担当ライター 椎七みつばち)