6月23日、ジャニーズJr.の公式YouTubeチャンネルでは、『少年忍者ヒストリー!俺の履歴書第2弾』が公開され、入所5年目以上の少年忍者メンバーたちが、これまでの歴史について包み隠さず語りました。初出しトーク連発の貴重な内容に、注目が集まっています。
■ヴァサイェガ、恐れられていた幼少期の真実
一人目は、2012年6月10日にジャニーズ事務所に入所した、ヴァサイェガ渉さんが登場しました。
ヴァサイェガさんは端正な顔立ちのせいか、幼い頃は周囲のジャニーズJr.から恐れられる存在だったのだとか。
メンバーの元木湧さんは、「誤解が誤解を生んで、(怖いという)噂が広がってて…僕も入所前に、お母さんからなぜか『ヴァサイェガ渉に気をつけろ』って忠告された」と語り、笑いを誘っていました。
そしてヴァサイェガさんは、入所して1ヶ月ほどたった9歳の頃、当時のジャニーズJr.のなかでただ一人、SMAPのコンサートに参加したのだそうです。
当時のことについて、川﨑皇輝さんから「あの時、コンサートでは何をやってたの?」と聞かれると、ヴァサイェガさんは「1番最初は、一人で積み木みたいなのを組み立てて。後ろにダンサーさんがばーって来て、俺が前に出ていったら、中居(正広)くんに抱っこされた」と、貴重なエピソードを明かしていました。
さらにヴァサイェガさんは、憧れの先輩である木村拓哉さんから、出演したライブのDVDをサイン付きでプレゼントされたのだとか。
これについて川﨑さんは、「その話、信じられなくて…羨ましいよ、ほんと」としみじみコメントしていました。
ネット上では、「渉くんが昔、恐がられていた話が大好きなので、全員から聞きたいですw」「9歳、入って1ヶ月でSMAPのツアーに付くのはすごい!!」などの声が上がっていました。
■檜山、"干された"時期にはジャニーズに直談判も?
続いて登場した檜山光成さんは、なんとジャニーズJr.のオーディションを受けずして入所したという異例のメンバー。
檜山さん曰く、オーディションには呼ばれていたものの、自宅のFAXが壊れていてうまく受信できず、オーディションの会場や連絡先などがわからない状態だったのだとか。
結局オーディションは受けられないまま、再度届いたFAXには、リハーサルに来るよう案内があったそうで、これを聞いたメンバーからは、「やばっ!」「エリートだ、エリート!」などの声が上がりました。
そして、入所後に帯同したコンサートでは、HiHi Jets・作間龍斗さんとずっと隣でパフォーマンスをしていたのだとか。
このことについて檜山さんは、「俺の隣に、ずっと居たわけよ。だから今、すごい違和感だよね…『あ、あんな上に行ったんだ』みたいな」と、複雑な胸の内を明かしました。
しかしその後、コンサートに呼ばれなくなった時期があるという檜山さんは、「ジャニーズに、『やる気があるので呼んでください』みたいな手紙を出して。そしたら、嵐さんの『(ARASHI LIVE TOUR 2015)Japonism』に呼んでもらえた」とのこと。
また、少年忍者のメンバーに入ることができた心境について、「初めは、なんで俺、ここに居るんだろう? って思ってたんだけど、ジャニーさんが名前を覚えてくれてて、一回『You、すごいよ』って褒められたことがあったの」「グループに入れたってことは、自分にも何か(魅力)があったのかな、って。そこからモチベーションになった」と話していました。
■檜山の苦労話に思わず涙?ジャニーズJr.同期の活躍に違和感も…
淡々とした口調ながら、ジャニーズとしての覚悟や熱意が伝わってくるような檜山さんのエピソードに、ファンからも大きな反響があったようです。
ネット上では、「作間くんがあんな上に行ったんだ、って笑いながら話してたけど、悔しいよね…ずっと隣で踊ってたんだもんね。檜山くん頑張ろう!応援してるよ」「檜山くんの話を聞いたら泣いちゃった…辛いこともあったけど乗り越えて、ジャニーズでいてくれて、幸せにしてくれてありがとう!」「檜山くんには魅力がたっくさんあるよ!」などの声が多数上がりました。
一見するときらびやかに思えるジャニーズの世界ですが、その裏では言葉にならない悔しさや、もどかしさもあることが伝わってきたのではないでしょうか。
それぞれの思いを胸に頑張るメンバーたちを、今後も応援していきたいですね。
【番組情報】
ジャニーズJr.チャンネル
https://youtu.be/Ibxj8UIHg7A
(文:アイドル担当ライター くる美)