7月30日、ロックバンド・スピッツの草野マサムネさんがパーソナリティを務めるラジオ「SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記」(TOKYO FM)が放送。
草野さんが“中高年あるある”な問題への対処法を語り、共感を集めています。
■スピッツ草野マサムネ、“中高年あるある”問題に森光子さんの言葉を引用してアドバイス!?
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
【音楽専科1973年3月号で漫遊記】#ロク漫 恒例、
音楽雑誌を地図がわりに漫遊するシリーズ✨今回は通で大人向けな洋楽ロックファン🧑🎤
のための雑誌「#音楽専科」をフィーチャーします‼️#TOKYOFM#radiko📻https://t.co/8p4eNAM7QR pic.twitter.com/o9mEXLFppq— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) July 30, 2023
「1日があっという間に過ぎてしまう」という42歳のリスナーから、「草野さんは“大人になったら時間が早く感じる問題”をポジティブかネガティブか、どちらに感じていますか」とのメールが届きます。
これには「中高年あるあるですよね」でうなずく草野さん。
そして、森光子さんが遺した言葉を紹介します。
それは「戦時中は、時間が経つのがものすごく遅く感じてた」というもの。
森さんの言葉を受け、「そういえばね、嫌なことと向き合ってる時って、時間の流れがめちゃめちゃ遅いなって感じることないですか?」と草野さん。
「たとえば『縄跳び1分やってください』て言われたら、その1分間てめちゃめちゃ長いじゃないですか」と、縄跳びを例に出して時間の感じ方を説明します。
そして「なので、早く感じるっていうのは、それなりに幸せ、平穏だったってことかもしれないので、ポジティブに考えてみてはいかがでしょうか」とリスナーへアドバイスを送りました。
歳を取るごとに時間の流れが早く感じるようになると「嫌だな」と思うものですが、草野さんのような考え方なら、ポジティブに受け止められそうですね。
■スタンディングライブでの身長問題、草野マサムネだったらどうする?
続いて、夫と2人でスピッツのスタンディングライブに行くことになったというリスナーから、「スタンディングライブでは、高身長の人はどの位置にいるのがベストなのでしょうか」との質問メールが届きます。
そのリスナーの夫は身長が186cmもあるのだそう。
草野さんは「出演者サイドからしたら、あんまり気にせずに好きな所で観てくださいって思っちゃうんだけど」と前置きしつつ、「たとえば、自分のせいで見えにくくなる人がいるっていうことをすごく気にする方だったなら、やっぱり壁に近い方とかですかね。横とか後ろとか。あんまり見えにくくなる人がいない所でご覧になった方がいい」とアドバイスします。
スタンディングライブでの身長問題については「俺自身がそんな背高くないので、あんまり考えたことがなかったので難しいですよね」と頭を悩ませる草野さん。
「自分の立ってる後ろにすごく小柄な方がいたりすると、やっぱりちょっと気になったりはするので」「その辺気にする方なんだったら、後ろの方でご覧になった方が気にせず楽しめるかなという気もします」と、気になるのであれば後ろに下がった方がいいとアドバイス。
「どうなんだろう、難しいね」と悩みつつ、「でも、楽しんでいただけるよう頑張りますので」と、本番へ意気込む草野さんでした。
■草野マサムネのアドバイスにリスナー「気遣い&言葉のチョイスと言い回しの優しさよ…」
今週は、音楽雑誌『音楽専科』の1973年3月号をフィーチャーし、さまざまな曲を漫遊しました。
今週の放送に対し、ネット上では「分かる〜〜〜〜勉強してる1時間と絵描いたり、音楽聴いたり、ピアノ弾いたり、MV観たりしてる1時間の体感の時間全然違うもん」「確かに!スピッツのライブは体感時間10分やった!」「マサムネさんの気遣い&言葉のチョイスと言い回しの優しさよ…」との声が上がっています。
森さんの言葉から影響を受けた、草野さんのポジティブな時間の捉え方はぜひ参考にしたいですね。
また、ライブでの身長問題では、リスナーに気遣いつつ言葉を選びながら回答する姿に草野さんの人柄の良さが表れていたのではないでしょうか。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
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(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)