ニノの番組、異例の謝罪「大変失礼な状態にしてしまいました」

毎週日曜日放送のラジオ番組「二宮和也 BAY STORM」（bayfmほか）。

7月30日の放送では、二宮さんらしいおふざけが炸裂し、リスナーを魅了しました。

（画像：時事通信フォト）

今回、二宮さんはリスナーからの『10年以上片思いをしていた人と、友達を含めた３人で食事をした』という恋愛相談メールを紹介しました。

実はこのメール、先週すでに紹介されたものなのですが、なんと収録時間内に収まらず、異例の週跨ぎの回答となったのです。

先週もラジオを聴いていたリスナーは、「先週の続きねw」「むしろ２週にまたぐなんて貴重な経験ですよね」「メール２週連続で読まれるの普通に羨ましい」と、なんとも『二宮和也 BAY STORM』らしい対応を温かく見守っているようでした。

回答を1週間待たせてしまった質問者に、「大変失礼な状態にしてしまいました」とお詫びを告げる番組ディレクターの板橋暢博さん。

しかし、何を思ったのか二宮さんは「二宮くん…板橋さん…こんばんは…」と、時間をかけてゆっくりとメールを読み上げ始めたのです。

先週の放送の時間内に収まらなかったことを逆手に取った二宮さんのおふざけに気づいた板橋さん。

「なんでそんなに時間をかけようとするんですか！」「もうちょっとピッチ上げてください！」と急かし、必死な様子の板橋さんに二宮さんも思わず笑ってしまっていました。

リスナーからのメールによると、10年以上片思いしていた人から『彼女と別れた』という報告を受けたのだと言います。

友達関係を崩したくなくて告白もできず、10年以上ずっと好きだった気持ちを引きずってきたというリスナーですが、その瞬間、好きだった気持ちが蘇ってきてしまったのだそうです。

『好きだった気持ちが蘇ってきてしまった』という言い回しに注目した二宮さんは、「なんなら後ろ向きな（気持ちではないか）」と推測します。

さらに、『10年以上片思いしていた』という言葉から、リスナーは現在はもう相手を好きではないのではないかと紐解いていった二宮さん。

もし仮にこのリスナーが、付き合っていた人と別れて、『しばらく1人で良い』と思っていた場合は「お互い好きな気持ちがあっても、自分の環境設定が『今は1人で居たい』っていう環境だから（付き合わないのではないか）」と予測し、タイミングが重要になってくるのではないかと語りました。

また、一緒に食事に行った3人目の友達について、「このもう1人をね、うまく使うべきだったな！このユーティリティカードを！」と語る二宮さん。

「そいつに言わせれば良かった。『お前、10年ずっと片思いしてたもんな』みたいな」と、リスナーの友達に扮してその時の状況をアドリブで再現し始めました。

すると板橋さんも、「『やめてよー』みたいな？」と、リスナーになりきってノリノリの様子。

これに二宮さんも、「そうそう！『何よー！』みたいな！『レモンかけちゃおー！』」と、食事の場面を想像しながら全力で返し、スタジオの爆笑を誘っていました。

大爆笑の板橋さんでしたが、次の瞬間には「おもしろおかしくしちゃダメ！良くない。良くないです」と二宮さんの静止に入り、二宮さんも「それは良くない、ほんとに」と反省。

しかし、「このラジオが本当にゴールデン（タイム枠）にいけない理由だから」と、自虐ネタを挟んでさらに笑いを誘っていました。

二宮さんが異様に時間をかけてメールを読み上げていたシーンに、ネットでは「めっちゃ時間使うじゃんwww」「何この間www」「小学生の作文朗読みたいで可愛かったwww」と、ファンは大爆笑。

また、「レモンかけちゃお←サイテーすぎるwww」「ユーティリティカードをうまく使う。戦略家だねぇw」「にのちゃんの恋愛相談大好き」と、二宮さんらしい回答にもファンは笑わずにはいられなかった様子でした。

ソロラジオのはずなのに寸劇が始まってしまうのは、二宮さんと板橋さんだからこそですね。

ふざけ倒しても許されてしまう、そんな二宮さんの愛嬌の良さと人柄が垣間見えた時間だったのではないでしょうか。

（文：椎七みつばち／編：おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部）

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