福山雅治、長崎時代の精霊流しを振り返り「これどういう状況なんだ!?」

投稿日:2023/07/25 17:06 更新日:

毎週土曜日の22時から放送されているラジオ番組「福山雅治と荘口彰久の『地底人ラジオ』」(渋谷のラジオほか)。7月22日の放送では、福山さんが長崎時代に経験した精霊流しについて語り、注目を集めています。

福山雅治

(画像:EPA=時事)

■福山雅治、長崎時代の精霊流しを振り返り「これどういう状況なんだ!?」

オープニングトークでは、福山さんの地元・長崎時代の話に。

「長崎の精霊流しなんていうのは、ひっどかったですよ、昔」と、お盆の精霊流しに参加していた話を始めます。

「亡くなった方の初盆なんですよ」「初盆でご先祖様を派手に送り出そうと、爆竹とか箭火矢(やびや)とかすごいんですよ」と、かなり派手な催しだったことを明かします。

箭火矢とはロケット花火のこと。爆竹などと共に派手に打ち上げていたそう。

特に、爆竹は「(バケツに)全部バーッと流し込んで、それに火つけて、逆さまにポンて(置いた)」と福山さん。

荘口さんが「そんなことしたら、密閉したらより爆発力高まるじゃないですか!」と驚くと、福山さんは「バーン!!! って」と、かなり激しく爆発していたことを明かします。

当時は、周りもそれを笑いながら見ていたのだとか。

「これ先祖の御霊の法要、御霊を送るのに、喜んでくださるのかな、ご先祖様」と振り返る福山さん。

荘口さんも「自分たちが楽しいだけですよね」とあきれ気味に言います。

■身体をかばいつつ舟を引く福山雅治「後頭部両手で押さえて…」

精霊流しでは、爆竹の他にもロケット花火が「そこかしこに飛んでくるから」という福山さん。

「もうあれですよ。これはもうNetflixでこないだやってたフランス映画の『アテナ』ですよ」と、Netflixオリジナル配信の映画『アテナ』に例えます。

福山さんによると、スラム地域でギャング集団が金品を奪って逃げる冒頭11分間のシーンが1カメラの長回しで撮影されており、とてもスリリングだったそう。

そして「もうね、『アテナ』状態ですよ」「いろんなところから(箭火矢が)飛んでくんのよ」と、精霊流しも『アテナ』に負けず劣らずスリリングだったと言います。

また、福山さんは精霊流しの大きな舟を引いた経験もあるそう。

夏の夜に舟を引く若き福山さんの姿はさぞかし素敵だっただろうと想像しますが、実際は大変だった模様。

現場ではロケット花火が飛び交っているため、「ずーっと頭、後頭部両手で押さえて、それで舟の側に寄り添って」と、自身をかばいながら舟を引かなければならなかったそうです。

そして「初盆出してる家の舟と舟同士がロケット花火打ち合ってる」「これどういう状況なんだ!?」と当時を振り返りました。

■長崎の精霊流し、やっぱり派手だった「爆竹の箱ごと燃やす」

ロケット花火が飛び交う状況はともかく、「箭火矢」という言葉の響きを気に入っているという福山さん。いつか歌に使いたいと考えているそうです。

福山さんのトークを受けて、ネット上では精霊流し経験者の声が集まっており「精霊流し、1度だけ、見たことあるけど、かなり衝撃だったな」「長崎の精霊流しは凄かった。さだ(まさし)さんの精霊流しのイメージとは全然違う。他地域から来た私にとってはカルチャーショックでした」「長崎の精霊流しは、爆竹の箱ごと燃やす人、毎年必ずいますね」など、昔だけでなく今も迫力があると言います。

また、福山さんが精霊流しの舟を引いていたという貴重な情報が聞けて喜んだリスナーも多いのではないでしょうか。

【番組情報】
福山雅治と荘口彰久の「地底人ラジオ」
https://audee.jp/voice/show/65611

(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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