きっかけは【KinKi Kids】…20年の時を経てアノ音楽ユニット【再評価】の波!?

投稿日:2023/06/01 15:52 更新日:

5月31日放送の「これ余談なんですけど…」(朝日放送系)に川谷絵音さんが出演。

川谷さんは「これはすごいと思う芸人アーティストの楽曲」を明かし話題を集めました。

フジテレビ

(画像はフジテレビ社屋)

■きっかけは【KinKi Kids】のパロディ…20年の時を経て野猿【再評価】の波!?

川谷さんはindigo la End・ゲスの極み乙女・ジェニーハイ・ichikoro・礼賛と5つのバンドを掛け持ちする一流ミュージシャン。

そんな川谷さんに「これはすごいと思う芸人アーティストの楽曲」を尋ねると、川谷さんは1曲目に野猿の「Chicken guys」を選曲します。

野猿は「とんねるずのみなさんのおかげでした」から誕生した音楽ユニットで、メンバーはとんねるずの石橋貴明さんと木梨憲武さんと番組のスタッフで構成され、「NHK紅白歌合戦」にも2年連続で出場しました。

元はとんねるずがKinKi Kidsのパロディを番組でおこなった際、番組スタッフがバックダンサーをつとめたことがきっかけで生まれた音楽ユニットではあるものの、野猿自体が当時ショー界隈で人気が急上昇していた「THE CONVOY」という集団からインスピレーションを受けたものだという評価もありました。

そうした系譜もあり、2000年前後の邦楽CDが最も売れていた時代にランキングを賑わせるほどの存在感があった野猿は、単なる企画モノの枠を飛び越え音楽的なクオリティが評価されるのも頷けます。

川谷さんは「今でも僕らの音楽現場で『野猿っぽくしたい』とかって出るんですよ。普通に『ビヨンセみたいに』みたいな感じで、ドラムのフレーズとかで『これ野猿っぽくない』とか共通言語で出てきて、野猿好きなミュージシャンめちゃくちゃ多いんです」と音楽仲間に野猿ファンが多いことを明かします。

続けて、川谷さんが「転調したりするんで真似したくなるというか。今でも全然聴けます。めっちゃ完成度高くてバイブルみたいな感じで挙げる人が多くて」と話すと、かまいたち・山内健司さんは「意外ですよ」と驚きの声を上げます。

■川谷絵音、アイロンヘッド・辻井の才能を絶賛

続いて、川谷さんが選んだのがお笑いコンビ・アイロンヘッド(ナポリさん、辻井亮平さん)の「いややこやや」という歌ネタ。

川谷さんは「僕が深夜のテレビをつけたらネタ番組をやってて、これじゃないんですけどアイロンヘッドが木魚をずっと叩くネタをやってたんです。リズム感すごすぎてマジでクリックかと思うぐらい…。ヤバくて面白いとか以前にこの人なんだって思った」と正確にリズムを刻む辻井さんに衝撃を受けたことを明かします。

芸人仲間が褒められ嬉しくなった濱家隆一さんは「ちょっと嬉しいのがすごい才能の塊なんです辻井って、2人でもよく言ってるんですけど『何でアイロンヘッドもっと世に出てこないのか』みたいな。川谷さんが見つけてくれてたんですか」と語り笑顔を浮かべます。

また、川谷さんは「ミュージシャンになってもおかしくないぐらいの才能。上手いです。リズム感が外国人みたい…。上手いから面白いんですよね。芸人さんでギターとか弾いてもバッキングしかしないじゃないですか。ソロ弾かれるのが上手いからすげぇってなるんですけど面白いから。アコギで弾くのソロ難しいから、エレキ畑の人はあんな弾けないですよ。フェスとか出てるバンドマンより上手いですよ」と辻井さんの実力に太鼓判を押したのでした。

今回の放送にはネット上で「余談、川谷さんの野猿はアーティストのバイブルの話しオモシロ〜!」「川谷さんが野猿の話してくれてる!私も野猿ずっと好きだ」「みんな大好きアイロンヘッド辻井さんが川谷絵音氏にベタ褒めされてた」などのコメントが上がっています。

川谷さんの今活躍しているミュージシャンの間で野猿はバイブルになっていう話は非常に興味深いものだと感じた視聴者は多かったのではないでしょうか。

シティポップブームのように、一大ブームになることもあり得るかもしれませんね。

また、辻井さんに対する分析もさすがで、川谷さんはじめ最近のミュージシャンの語彙力の凄まじさには驚かされることが多いです。

【番組情報】
これ余談なんですけど・・・
https://tver.jp/episodes/ep1hb15b7x

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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