5月7日放送の『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYO FMほか)では、草野さんが歌っている時の表情について、また25年愛用しているギターとの出会いについて語りました。
■「スピッツ 草野 MV 無表情」の謎、やっと解ける…!
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
【チョーキング・ビブラートで漫遊記】
チョーキングしながらビブラートをかけると
演歌歌手が歌っているかのようなサウンドを生みます🎸🎶
今回は、むせび泣くチョーキング・ビブラートの名手たちで漫遊します🗺️📻https://t.co/72tHGiV90q pic.twitter.com/scqJOgDcC9
— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) May 7, 2023
番組では、リスナーから届いたメッセージを紹介します。
まず、草野さんの歌っている時の表情が気になるというリスナーから、「ライブやミュージックビデオで無表情でいるのには何か理由があるのでしょうか?」という質問が。
これに「歌いながら表情って良く作れるなって逆に思っちゃって。なので無意識ですね。逆に意識しないと表情でないね」と答えた草野さん。
20代の頃は「ちゃんと表情を出さなきゃ」と思い、表情を出して歌おうと試みたそうですが、「そしたら見に来た友達が皆『今日体調悪いの?』って言われて、『あぁ…そういうふうに見えるんだ』と思って。なんか『苦しそうに見えた』とか言って。なのでね、それから自然体でやってます」と、無理して表情を作らないようになったきっかけを打ち明けます。
また、ミュージックビデオやテレビ出演の際は「緊張してるのもあるかもね。とくにカメラがこっち向いてるとね、固くなるんですよ」とコメント。
「これはもうね、慣れることはないと思う」と言って、割り切っているようでした。
そのため、アイドルやミュージカル俳優が表情豊かに歌えることに対して「すごいなぁっていう、俺には無理だぁって思って、すごい尊敬しちゃいますけどね」と心底感心してしまうことを明かしました。
これにネット上では、「表情変えずに歌うからたまに微笑んだ時の破壊力が凄いんだねー」「表情出ない自然体のマサムネさんがいいんです」といった声があがっていました。
確かに無表情で歌っているからこそ、感情が表情にあらわれたときにファンは気になり、そのギャップにやられる方は多いかもしれませんね。
■草野マサムネ、25年愛用のアコースティックギターとの出会いを振り返る
続いて「これまでに特別に魔力を感じたギターはありましたか?」という質問が。
これに草野さんは、まずエレキギターはオーダーして作っていることから「弾いているうちに馴染んでくる」としますが、アコースティックギターに関しては「1本だけね『これ出会っちゃった』っていうのがあるんです」と告白します。
なんでも25年ほど前に、アコースティックギターの音が気になりお店に行って沢山弾き比べをした結果、「これだ!」というものに出会えたそう。
それは「Martin D-76」というアコースティックギターなのだとか。
草野さんは「これは個体差もあると思うんですけど、俺が弾いたのはすごい好きな音というか、魔力っていうのとは違うかもしれないんですけども、俺が常々理想のアコギの音ってこんなだよなって描いてた音そのものの音だったんで」と語ります。
「もうそれ、即買いましたけど、25年間今でもレコーディングはほぼそのアコギで弾いてまして、今後もなかなか出会うことないかなっていうぐらい…ある意味魔力って言えるのかな」と特別な出会いを振り返りました。
この話に対し、ネット上では「お値段がひぇ…って思ったけどプロだしなぁ」「マーティンD-76のお値段見てみたらエグい」と値段を調べた方からは驚きの声が。検索してみたらところ100万円近いギターでした。
一方で「こだわって選んだ1本なんだ。そう思いながら聴こうと思います」「1本だけ出会っちゃったアコギ、今も使っているんだ、ムネアツ」といった声も。
数あるギターから探し出し、さらにこれまで幾つも弾いている草野さんが「今後もなかなか出会うことはない」と思うくらいに惚れ込んでいるという素敵な話に感動した方も多かったようです。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
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(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)