大竹しのぶ、怖っ…!

投稿日:2023/05/08 16:42 更新日:

5月7日に配信された「7.2 新しい別の窓」(ABEMA)に、別所哲也さんが出演。別所さんは舞台のゲネプロで台詞が飛んだ時に共演者の大竹しのぶさんに助けられたことを明かし、話題を集めました。

大竹しのぶ

(画像:時事通信フォト)

■大竹しのぶ、恐ろしい子…!女優魂が振り切れ過ぎてて「怖い」「リアル北島マヤ」

別所さんは大竹さんが主人公・北島マヤを演じた舞台「ガラスの仮面」に桜小路優役で出演。

そんな別所さんに舞台上での失敗談について聞くと、本番同様の条件で行う最終リハーサル=ゲネプロの時、長台詞が飛んでしまったことを告白しました。

別所さんは「若かったし、大抜擢だったから、相手役は大竹しのぶさんだし…」と話すと、大竹さんについて語り始めます。

「当時の大竹しのぶさんがすごく忙しくて、多忙で台本ができてきたのが遅かったんで、ずっと映画の現場にいていらっしゃって、台本をドンって渡されて、本人まだ見てないんですよ。で、『1時間ください!』っていなくなって、台本全部覚えて、通し稽古から入って完璧だったんですよ」と、大竹さんは短時間で全ての台詞を覚え、完璧に演じたことを明かしました。

この話を聞いたキャイ〜ン・天野ひろゆきさんは「怖い!」と驚きの声を上げます。

原作ではマヤが初見の「椿姫」の台詞や動きを全て記憶し、その通りに演じてみせるの場面があり、マヤを指導する師匠でもある月影千草が「おそろしい子」という言葉を発する場面が有名。

そうしたことも踏まえ別所さんが「こんな人本当にいるんだっていう…リアル北島マヤ、『ガラスの仮面』の主人公。素晴らしいなと思って僕も勉強になったんですけど」と話すと、天野さんは「役に入り込んでね狼少女とかやって」と相槌を打ちました。

■別所哲也、窮地を大竹しのぶに救われる?

そして迎えた本番前、舞台関係者とメディアを招いてゲネプロを実施。

まだ場慣れしていなかった別所さんは「1番大事な長台詞、2ページぐらいの告白するっていう2人だけのシーンで、カメラさんのシャッター音が気になって全部飛んでしまって」と、カメラのシャッター音に緊張して台詞をど忘れしています。

別所さんは「ドギマギしたんですよ、舞台上で。大竹さんがニヤっとして、『それって桜小路くん』って、その後の僕の2ページの台詞をきっとこういうことを言いたいのかしらって全部言ってくれて」と、相手役の台詞まで覚えていた大竹さんに救われたことを明かしました。

続けて、別所さんが「『わかった、ありがとう』って言ってくれて、僕は1人で舞台上でうなだれて『その通りだよ、マヤちゃん』って言ってブラックアウト、暗転みたいな」と話すと、天野さんは「打ちのめされたサンドバッグ」と合いの手を入れます。

ゲネプロ終了後、別所さんが楽屋に謝りに行くと、大竹さんは「大丈夫よ、全部忘れても大丈夫、私がいれば全部大丈夫」と励ましてくれたとのこと。

一連の話を聞いた稲垣吾郎さんも「相手の台詞も覚えてるんだね」と感嘆の声を上げました。

今回の放送にはネット上で「別所さんのお話で大竹しのぶさんマジでリアル北島マヤだわ」「さすが大竹しのぶおそろしい子、大竹しのぶの北島マヤみたいな〜」「リアル北島マヤの大竹しのぶさん、すごい!」などのコメントが上がっています。

短時間で台詞を全て覚えて完璧に演じ、しかも、相手役の台詞まで覚えていたという大竹さんのエピソードはまさに“リアル北島マヤ”ですね。

【番組情報】
7.2 新しい別の窓
https://abema.tv/video/episode/90-980_s62_p103

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

\ この記事をシェアする /

関連キーワードから記事を見る
,

Copyright© COCONUTS , 2024 All Rights Reserved.