【スピッツ】あのCDジャケットには驚きの秘密があった!草野マサムネ本人の激白に「貴重」「一番好き」

投稿日:2023/04/18 9:26 更新日:

4月16日放送の『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYO FMほか)では、草野さんがスピッツのアルバムのジャケットデザインの裏話を明かしました。

草野マサムネ

■「ダサいからやめよう」スピッツが初期からこだわっていたこととは?

「他の人がやってないような可愛いけど変なジャケットを目指して」CDのジャケットデザインを作ってきたというスピッツ。

そこで今回は「スピッツが影響受けたレコジャケで漫遊記」と題し、今までのCDジャケットを作るにあたって草野さんが影響を受けたレコジャケとその楽曲が紹介されていきました。

楽曲紹介の途中、「スピッツの特にアルバムのレコジャケの話ですけれども、初期はとくに誰のオマージュとかではなくって、とにかく『メンバーの写真出すのダサいからやめよう』というのだけ決まってました」と、メンバーの写真は出さないというこだわりを持っていたことを明かした草野さん。

そして「強いて言えば、ピンク・フロイドの『原子心母』の牛のやつとかのイメージ」で「何かしら物撮りして、それをジャケに使いましょうと」という流れから、ファーストアルバムは「なんとなくヒトデ」、セカンドアルバムは「なんとなく猫」、サードアルバムは「なんとなく弓矢を持った子ども」と、“なんとなく”で決まったデザインになったことを明かしました。

■【スピッツ】あのCDジャケットには驚きの秘密があった!草野マサムネ本人の激白に「貴重」「一番好き」

しかし、その後「自らがジャケットに出ないと売れないのかな」と思ったそうで、続く4作目のアルバム『Crispy!』で草野さんの目だけ出したデザインになったのだとか。

そこで草野さんは「これね、今作り直せるなら作り直したいですね。小鳥の写真かなんかでね」と本音を吐露します。

また「でもデビュー当時から本当にやりたかった、本来やりたかったジャケのデザインというのは、イギリスのクリエーションレコードのバンドによくあった、バンドのメンバーと全然関係ない女性モデルを起用したレコジャケだったんですよね。これにすごい憧れてまして」と告白。

それでも、当時ジャケットに外国人のモデルを起用する日本のアーティストはいたとのこと。

そこで、他の人がやってないようなジャケットを目指していたスピッツは、日本人のモデルを起用したジャケットを作ったら「面白いかも」と思い付き、5作目のアルバムである「『空の飛び方』以降のジャケットに繋がった」と明かしました。

■草野マサムネの本音にファンは拒否!?

『Crispy!』のジャケットについて「作り直したい」と話した草野さんに対し、ネット上では「いやいやクリスピーの目出しジャケットは貴重です」「作り直しちゃダメです クリスピーのが一番好きなんだから」「クリスピーのジャケット大好きだよ みんな好きだよね 作り替えないでね」と、草野さんの目元が映っているからこそ、お気に入りのジャケットであるファンが多いようです。

そんな中「クリスピーのジャケット、結構な年月で可愛いインディアンガールのドアップかと思ってたんだよなぁ。マサムネさんだとは考えもしなかった」「買ってしばらくは女の子だと思ってた」など、最初は草野さんの目元だと気付かなかったというファンも。

「自らがジャケットに出ないと売れないのかな」という焦りから、草野さんの目元が出たジャケットになっていたことには驚きました。貴重な話が多く興味深い回でしたね。

【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
https://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20230416210000

(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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