毎週土曜の深夜1時から放送されているラジオ番組「BUGGY CRASH NIGHT」(FM802)。3月25日の放送では、GLAY・JIROさんが結成当時の懐かしいエピソードを明かしたことが話題となっています。
(画像:AFP=時事)
■JIRO「僕がGLAYに入って真っ先にやったこと」道を切り開いた【強靭な力】
今週のバギクラはビールにあう曲をセレクト。
最新シングルはもちろん、GLAYの春うたもお届けします。ジロウ pic.twitter.com/ZfpBpop6cu— Buggy Crash Night (@bcn802) March 25, 2023
この4月に転勤が決まり、新規プロジェクトのリーダーを任されることとなったリスナーからメッセージが届きます。
未知の領域に足を踏み入れ、自ら道を切り開いていくという自分の境遇を受け、JIROさんに30年前を振り返って「自らを知ってもらうために心がけていたこと」というテーマで質問を投げかけました。
JIROさんは「今の立場や年齢や職業が俺たちと違いすぎるんで、何とも言い難いところなんですけど」と前置きしつつ、「僕らの30年前でしょ?僕が20歳でしょ? だからGLAYに入ったかどうかくらいのことだと思うんだけど」と切り出します。
「僕がGLAYに入って真っ先にやったことはあれですね。なんかすごい良い楽曲がいっぱいあって、当時はまだカセットテープでデモテープを録って、それを会場販売してたんだよね」と状況を説明した後、「『インディーズショップとかに置かないんですか?』ってことを(伝えました)。まだ僕は他のメンバーに対して敬語だったんで」と懐かしいエピソードを明かしたJIROさん。
「『うーん、まだそれやってないんだけどね』なんて話してたから。僕、東京に来た時は印刷の下版屋さんの営業をやってたから。それがあって、『ちょっと僕がそのデモテープ持って、インディーズショップとか、新宿ロフトとかのGLAYのメンバーが出たいライブハウスに行ってもいいですかね?』みたいなことを言って、僕なりのGLAYに対して還元できることを考えて、そういうことはやってましたけどね」と話しました。
■GLAY・JIROが転勤を控えるリスナーにアドバイス「自分の心が病んでしまうと元も子もないと思うんで」
続けて、JIROさんは「なんだけど、この職業とは合わないと思うんだよね」とリスナーの立場に立って意見を発信。
「何にせよちょっと責任のある立場なんで。でも、これは大前提で、自分の体に負担かけないようにやらないと。なんかね、自分の心が病んでしまうと元も子もないと思うんで」と話すJIROさん。
「このプロジェクト自体が消滅してしまう可能性もあるから。そのあたりはちゃんとアウトプットを作ってやるのがいいんじゃないですかね」とアドバイスを送りました。
■バギクラきっかけでリスナーの輪が広がる!?GLAY・JIROは「打ち上げで行くんで、貸し切らせてください」
また、以前メールを紹介した飲食店を経営するリスナーからは、ラジオリスナーの夫婦が来店したとメッセージが届きます。
「そうですか。でも『お客様の前なんで、そんなに表に出してなかった』って言っても、相当こう、その接客されたご夫婦の方から見たら嬉しい表情してたかもしれないけどね」と喜んだJIROさんは、「なんかね、実はなんでこのメッセージ覚えてたかって言うと、読むかどうか迷ったの」と切り出します。
「僕が簡単にお店の紹介とかしてしまう、自分は行ったことない店、簡単に紹介していいのかなと思ったんだけど、まぁ色々考えた上で読んだんだよね」と明かした後、「お店のクオリティがどんなものかっていうので最終的には決まってくると思うから、そこを信じて読んでみたんですけど。このご夫婦の方もGLAYのJIROがバギクラで紹介して、行って、常連客になってくれたらいいよね」と話したJIROさん。
「それが後にたくさんの人の評判を呼んで、人気店になって、そうなった場合GLAYの打ち上げで行くんで、貸し切らせてください。よろしくお願いします」と宣言したJIROさんは、最後に「頑張って」と一言エールを送りました。
ネット上では、「まだ敬語だったJIROちゃん!」「じろうちゃん加入によってGLAYはデビューへの道が拓けたんだもんね。当時相当若かったろうに、営業力凄い!」などの懐かしいエピソードへの反応や「貸切で打ち上げ、実現するといいですね!!」といった応援の声も見られました。
メジャーデビュー前のGLAYの貴重なエピソードやメールをきっかけに繋がった縁など、ファンにとっては双方たまらない内容だったのではないでしょうか。
【番組情報】
BUGGY CRASH NIGHT
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(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)