【暴露】古舘伊知郎『報ステ』降板の真相!政治的圧力は…?総務省行政文書の安倍元首相発言にも言及

投稿日:2023/03/24 15:58 更新日:

3月23日、YouTubeチャンネル「古舘伊知郎チャンネル」では、放送法の解釈を巡る総務所の内部文書問題について、古舘さんが語る動画を公開。古舘さんが情報番組『報道ステーション』(テレビ朝日系)降板の真相を語り、注目を集めています。

(画像:時事)

■【暴露】古舘伊知郎『報ステ』降板の真相!政治的圧力は…?

放送法の解釈を巡る総務省の内部文書の内容について、高市早苗経済安全保障相が「捏造」と発言したことが問題視されています。

放送法に関しては、2016年2月、当時総務大臣だった高市議員が衆議院予算委員会で行った「停波発言」が問題に。

古舘さんは当時、情報番組『報道ステーション』のメインキャスターを務めていました。そこで、高市議員の発言に対する当時の正直な思いを語ります。

古舘さんはまず、事の発端となった放送法4条について説明。

放送法4条は、テレビ局全体で政治的公平性を担保すべきという趣旨の規定です。

16年の衆議院予算委員会では、高市議員に対し、一つの番組があまりにも偏った放送をした場合の措置はどうなるかといった質問がされました。

これに対し、高市議員は「一つの番組が、限度を超えてあまりにも極端に偏った放送などをした場合については、これは停波、電波を止めるということも、決して否定できずに視野に入ってきている可能性がないわけじゃない」と言ったと古舘さんは説明。

決して停波することをストレートに言ったわけではないものの、停波を匂わせたことは事実だと言います。

古舘さんは「こういうことでいいのかな」「ものすごい胸がざわついたのを覚えてる」と当時の心境を吐露。

その後、16年3月末をもって古舘さんは『報道ステーション』のキャスターから降ります。

キャスター降板ついて、古舘さんは「ただ、言っときますけども、一部の人が『古舘はそういういろんなことの政治の圧力があったから辞めた』ってまだ言ってる人いるの」「決してそうじゃないんだよ。俺は、もう12年やってやりきったなと思ったし、俺のわがままで辞めさせてもらったわけだし、決してそういう政治的な圧力がかかってんのを、上から来たとか、全くそんなのはないし」と、政治的圧力のせいで番組を降りたわけではないと強く主張しました。

■総務省行政文書の安倍元首相発言にも言及

先日、問題となっている総務省の行政文書が公開。

古舘さんは「そこに俺の名前も3回ぐらい出てきます」と、78頁にわたる文書の中に自身の名前があることを明かします。

そして「その文書が本当か嘘かは別にして」と断った上で、どのように自身の名前が出ているかを説明。

古舘さんによると、文書には安倍晋三元総理が「古舘伊知郎は気に食わないんだが、『報道ステーション』は、古舘の場合は(ゲストとして政治家を)呼ぶ」「呼んで対論するから、まだ古舘は気に食わんが、いい」と言っているといったようなことが書かれているそう。

また、『報道ステーション』に対し、「『サンデーモーニング』(TBS系)は政治家をゲストとして呼ばないのに偏向(報道)してる。やりたいようにやってる。これはまずいだろう」と安倍元総理が言ったというようなことも書かれていると言います。

■古舘伊知郎の暴露に視聴者「自身の意見を発信し続けて欲しい」

動画では他にも、今回の行政文書問題について初心者にもわかりやすく説明してくれた古舘さん。

今回の動画に対し、ネット上では「古舘さんからこの件の話を聞きたかった人は多いと思います。安倍さんや高市さんの話をすると、大変な状況になりがちですが、ご自身の意見を発信し続けて欲しいなと思いました」「古舘さんみたいに言いたいアナウンサーやタレントもいっぱいいるんでしょうねきっと」「古舘さんの、ご意見が聞きたかったです。ありがとうございます」との声が上がっています。

YouTubeだからこそ、古舘さんが本音が言える部分もあったのかもしれません。これからも古舘さんの正直な意見を聞かせてほしいですね。

【番組情報】
古舘伊知郎チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=mjsoQocka1c

(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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