毎週日曜放送のラジオ番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」(TOKYO FMほか)。
2月26日の放送では、SUPER BEAVER・渋谷龍太さんがゲストとして登場。文筆家としての顔も持つ渋谷さんに、木村さんが映画化オファーをしたことが話題となっています。
(画像:時事通信フォト)
■文筆家としての顔も持つSUPER BEAVER・渋谷龍太、文章に興味を持ったきっかけは幼少期!?
マンスリーゲスト、ロックバンド #SUPERBEAVER #渋谷龍太 さんとのトークも本日が最後🔥
渋谷さんの「人生の一曲」はあの方の曲でした🎶
最後までお聴き逃しなく💫https://t.co/5jtxdU5vAI#radiko #フロウさん @gyakutarou— 【公式】木村拓哉 Flow / 木村さ〜〜ん! (@flowsaaaan) February 26, 2023
渋谷さんをゲストに招いて3週目の放送となる中、木村さんは「これもちょっとびっくりな一面なんですけど。龍太なんですが、文筆家としても活動してるという」と切り出します。
「バンド結成から今までに書いた自伝的な小説『都会のラクダ』というのを2021年に出版して。『ダ・ヴィンチ』っていう雑誌のWEB版で連載しているエッセイも書籍化されてて。『吹けば飛ぶよな男だが』ってのも3月1日に発売が決まっているっていう」と紹介した後、「文章って好きだったの?」と率直な疑問を渋谷さんに投げかけました。
「文章好きです。あの、母ちゃんが本の編集者で」と明かした渋谷さんは、小さい頃はお小遣い制だったものの、「アンタがもしも本買いたいなら、お小遣いとは別で出してやる」と言われて育ってきたんだとか。
そのため、渋谷さんは「お金がかからない娯楽が本だったというのが僕の中では1個あって」と、文章にのめり込むようになったきっかけを明かしました。
■読む側から書く側へ!SUPER BEAVER・渋谷龍太が伝えたかったこと「それがすごく悔しかったから…」
続けて、渋谷さんは「物語や文章を書くってのが、高校ぐらいからめちゃくちゃ好きになって」と、読む側ではなく書く側としての第一歩にも言及。
「変な経緯なので、僕ら。妙な軌跡なので。メジャーデビューを早いうちに経験して、すぐ落っこって、そっから10年間インディーズ。自分たちでこんなことやってあんなことやって」とバンドの普通じゃない一面に着目した渋谷さんは、「これ結構面白いな。書いてみよう」となったんだとか。
「これは、音楽をこの先続けたりとか。僕、メジャーを辞めるタイミングで『メジャーから落ちたら音楽なんてできない』ってすごく言われたんですよ。大人から。それがすごく悔しかったから。『落ちても自分たちでこういうことができる』っていうのを表に、外に発信できないかなってすごく思ってて」と当時の心境も明かします。
「それをブログで書いてて、それを角川の方が読んでくださって、『本にしませんか?』って言ってくださったので。もしもこれを広く読んでいただけるきっかけになったらと思って」と書籍化までの背景を細かく説明ました。
■SUPER BEAVER【渋谷龍太】の生き方ぶっとんでて【木村拓哉】が思わず「俺勝手に…」
渋谷さんが文筆家としての顔を備えるようになるまでの一連の流れを聞いた木村さんは「これでも、本を読まずとも龍太本人のお話を聞いているだけで、俺勝手に映像化してたもんね」と打ち明けます。
「この『都会のラクダ』。これどっかで映画化した方がいいんじゃない?」と驚きの提案を持ちかけると、「その時俺、ヤバいディレクターの役やりましょうか?」と、渋谷さんがかつてメジャーに所属していた時に心が壊れてしまう原因となったディレクター役に立候補しました。
木村さんのまさかの発言に、渋谷さんは「嬉しい! うわ、ホントですか?」と素直に嬉しそうに話していました。
ネット上では、3週間に渡るトークを聞いて「渋谷さんの書いた本読んでみたいな」という声が続出したほか、「木村さんがヤバいディレクターの役で、是非映画化お願いします!」「ヤバいディレクター役よろしくお願いします笑」など、映画化を切望する声も数多く見られました。
木村さんがこれまでのSUPER BEAVERのストーリーに深く共感していることが伝わってくる放送でした。
ヤバいディレクター役の木村さん、見てみたいですね。
【番組情報】
木村拓哉 Flow supported by GYAO!
https://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20230226113000
(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)