2月4日、「福山雅治 福のラジオ」(TOKYOFM)が放送。先日訃報が伝えられたシーナ&ロケッツのギタリスト・鮎川誠さんへの思いを語り、注目を集めています。
(画像:EPA=時事)
■福山雅治「やっぱり音楽の力なんだな」鮎川誠さんへの思いラジオで丁寧に語る
苦手なことを好きになるにはどうすればいい?
本日の福のラジオで、みなさんのメソッドをご紹介しています。
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リスナーから、鮎川さんが亡くなったことについてのメッセージが届くと、「いやー僕もショックでしたね」と福山さん。
「なんせその、僕の音楽の、エレキギターの出発点である鮎川誠さんが、その出発点の方が、もうこの世に肉体としては存在しなくなったっていうことがもう本当にショックでした」と、ミュージシャンとして大きく影響を受けた鮎川さんの訃報にショックを滲ませます。
一方で、福山さんは鮎川さん愛用のギターに言及し、「鮎川さんは亡くなっても、鮎川さんが弾かれていたあの何本かのレスポール、メインとして使われていたのは69年のレスポールカスタムだったと記憶していますが」「鮎川さんが持っているギターはこの世に存命、残り続けますし、おそらく誰かが弾いてくれることでしょう」と、後生に受け継がれていくことに期待しました。
■鮎川誠さんの音楽は「影響力として命として生き続ける」
福山さんは「ただ、鮎川さんと同じギターを弾いても鮎川さんと同じ音にはなりません」と断言。
「これは、どんな楽器だってそうなんです」「どんな名器でも、その人が弾かないとその人の音にはならない」と、いくら素晴らしい楽器であっても、その人にしか出せない音があると言います。
しかし「それは無くなってしまうんだけど、こうやってレコードに吹き込まれてたり、CDとして残ってたり、永遠の命として音楽が、ミュージック、ロックンロールが残っています」と、鮎川さんの音楽は永遠に残り続けると語る福山さん。
さらに「鮎川さんが発明されたギターフレーズ、発明されたサウンドは、影響力として僕の中にはもちろん、他のミュージシャンにも影響力として命として生き続ける」と、鮎川さんの音楽はこれからも変わらずミュージシャンたちに影響を与え続けると言います。
最後に「これがやっぱり音楽の力なんだな、芸術の力なんだなっていう風に改めて思いました」「改めて深く音楽というものについて考える機会をいただきました」と力強い言葉で鮎川さんへの追悼と感謝の気持ちを伝えました。
■鮎川誠さんをリスナーも追悼「向こうでもロックンロールを響かせて」
番組内では、鮎川さんを追悼して、SONHOUSE『ロックンロールの真最中』をオンエア。
今週の放送に対し、ネット上では「ましゃ、きっと悲しいだろうに、メールに応えて、鮎川さんへの想いを話してくれてありがとう」「鮎川さんへのましゃの想いが聴けて良かった」「向こうでもロックンロールを響かせてほしいやね…鮎川誠さん」との声が上がっています。
福山さんが心から鮎川さんを敬愛していることが伝わってくるメッセージでしたね。
福山さんの言葉通り、鮎川さんの音楽はいつまでも私たちを感動させ続けてくれることでしょう。
【番組情報】
福山雅治 福のラジオ
http://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=2023020414435
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)