毎週土曜放送のラジオ番組「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー」(ニッポン放送ほか)。 12月17日の放送では、サンドウィッチマン・富澤たけしさんがM-1グランプリの審査員を務める苦悩を明かしました。
(画像:時事)
■前日に"M-1モード"に切り替えたサンド富澤「早速憂鬱になりましたね」
【12/17(土) #サンドラジオショー タイムフリー】
◆OP:いよいよ明日 #M1グランプリ !富澤さんが語る審査員の苦悩
◆ゲスト:#高橋英樹 さんに聞く断捨離・たわし・仕事術!グレープカンパニーの居心地は!? など詳しくは👇タイムフリーで📻
(ニッポン放送)https://t.co/gqvYdzx4ZT pic.twitter.com/lLraIO4izr— ニッポン放送『サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー』 (@sandradioshow) December 17, 2022
番組では、翌日の18日に控えたM-1グランプリ決勝戦の話題が出ると、今年も審査員を務める富澤さんは「嫌ですね」と笑います。
相方の伊達みきおさんから「やっぱり嫌だ?ちょっと憂鬱?」と聞かれると、「嫌ですよ。憂鬱ですね。はい」と明かした富澤さん。
「ちょっと忙しかったから、昨日くらいからM-1のモードに入れなきゃって思って。早速憂鬱になりましたね」と話した富澤さんは、「なんか毎年なんとなく『(優勝候補は)ここじゃねえか』みたいな情報入ってくるじゃないですか? 噂が。今年入ってこないんですよね」と、事前情報の少なさを嘆きます。
「去年入ってきてた?」という伊達さんの質問に、「去年もなんとなくは『ここじゃないか』って。結果は違ったりしても、あるんですけど。今年は『ここが強い』みたいのが入ってこないんですよ。だからどうなるか」と続けました。
■審査員としての視点とテレビの前からの視点、サンド富澤が明かすM-1審査員の苦悩「そういうのって好みもあるし …」
まだまだM-1グランプリの話は続き、伊達さんは「視聴者と審査員のズレってあるじゃん? そして我々、現役の漫才師ですし、技術的なところを見たりとか、ツッコミの間を見たりとか、色んな目線が。ただただ面白いだけの点数じゃなかったりするじゃんね? そういうのでも、結構点数って違うんですよね」と話します。
この話に同意した富澤さんは、「本当にそういうのって好みもあるし。それで文句言うの本当にやめてください」とお願いしました。
伊達さんは「文句言ってる奴いないでしょ?」と反応しますが、富澤さんは「いますよ」と即答し、「それはあなたの好みですから」と主張します。
「見方が全然違いますからね」とフォローした伊達さんに対し、「そのなんかすごい、文句やめてください」と繰り返した富澤さん。
直接文句を言われたことはないものの、ネット上などで目にするケースもあるらしく、「本当に腹立つんで。全部、写真撮って晒してやろうかなって。そっちがその気ならこっちもやるぞって」と話しました。
■サンド富澤、M-1審査に対するネットの酷評に異例のコメント「文句言うなら同じ立場でやってください」
続けて、伊達さんは「15年やってりゃさ、みんな面白いんだよ、大体。15年辞めずにやるってなかなかすごいことだから」と、コンビ結成から15年以内というM-1グランプリのエントリー資格に言及します。
富澤さんが「その中から出てきますから。だから点数も差が出ないというか」と伊達さんの話に同意すると、「みなさんも是非、やってください。テレビ見ながら点数考えて、振られたら何てコメントするかまで考えてやってみてください」と主張しました。
「そしたら、俺がどういう気持ちでやってるかがわかるから」と話した富澤さんは、「俺だって純粋に見たいのに、あそこに行かなきゃいけないわけですから、みなさんも文句言うなら同じ立場でやってください」と、審査員だからこその悩みを明かしています。
ネット上では、「M-1前はナイーブですね」「審査員て今の時代大変だよね。あーだこーだて言われそうで」など富澤さんの心情に寄り添う声だけでなく、「あなたの好みですからw」と富澤さんの発言を面白がる声も。
最終的にはウエストランドさんが毒舌漫才で初の栄冠に輝いた今年のM-1グランプリ。
それぞれの見方があるからこそ、富澤さんの審査員としての悩みが伝わってきましたね。
【番組情報】
サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー
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(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)