「とてつもない苦悩に気付けなかった」山里亮太、木村花さんを追悼しSNSへの向き合い方を再確認

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毎週水曜日深夜1時から放送のTBSラジオ「JUNK 山里亮太の不毛な議論」。5月27日の放送では、山里さんも出演していた恋愛リアリティー番組「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」(NetflixとFODで配信/現在配信停止)に出演していた女子プロレスラー・木村花さんが亡くなったことを受けて追悼し、想いを語る場面がありました。

(画像:時事通信フォト)

■「とてつもない苦悩に気付けなかった」山里、木村さんを追悼、SNSへの向き合い方を再確認

番組冒頭で、山里さんは、「素直にショックです。まずは本当に謹んでお悔やみ申し上げます」と追悼。

詳細に関しては、「僕のところにも、特別に情報があるとかじゃないので。皆さんと同じところまでしか、僕も知らないです」と明かした上で、「それが合っているかもどうかわからない中で、言葉を発することっていうのは、誰かを傷つけてしまうかもしれない」と、自身のSNSで言及するまでに時間がかかった理由を語りました。

続けて、「木村花さんの、とてつもない苦悩っていうのに気付けなかったのは、なんでだろうと。本当に何かできることはなかったのかな、というのを、本当に強く感じてます」と気持ちを込めてコメントした山里さん。

自分自身について、「"炎上キャラ"みたいなの事をずっと言ってて。僕も、たくさんの誹謗中傷というものを受けてきた人間なので」と説明し、「誹謗中傷の持ってるものっていうのは、自分の体の中に傷跡として刻み込まれているはずなので。その痛さとかは、分かってる方の人間だったのに。それに気づかずに何もできなかったことは、もっともっと考えるべきなんじゃないか。もっと、何かできたんじゃないかというのを考えなきゃな、と思ってて」と、後悔の思いを語りました。

また、山里さんは「SNSって、人がそれぞれ向き合い方がバラバラなんで、多分、答えが出せないと思うんですね」と自身の考えを吐露。

そのため、何が正解が分からないという難しい局面の中で、「自分がメディアに関わらせて頂く人間で。そして、イチ視聴者として、何をするべきなのか、これから何を考えるべきか、何していくべきかっていうことを、これからずっと一生かけて考え続けていこうっていう風に思っています。難しいことなんだけど、言葉をお仕事としてさせていただく人間として、これからずっとずっと考え続けていくっていうことを思っています」と、言葉を選びながら丁寧にコメントしました。

■山里、自身をも救ったラジオに「嫌なものから目を背け続けるものになれたらいいな」

山里さん自身も、SNSで攻撃される対象になった時期があったそう。

その時は、このラジオ番組スタッフとのグループLINEに顔を出してみたり、親に電話したり、妻・蒼井優さんに話を聞いてもらったりすることで、自分なりに解決していたと振り返ります。

また、今回に関しては、先日10年ぶりに復活したラジオ番組「JUNK アンタッチャブルのシカゴマンゴ」(TBSラジオ)の最終回スペシャルを聞いて、とても心が落ち着いたと語る山里さん。

アンタッチャブルの二人とリスナーが楽しくトークしているのを聞き、「目とか心を悪口とかに釘付けになっているのを、むちゃくちゃ耳を強制的に引っ張ってくれて。そっちについていったら、本当に何も見なくてよくなって…」「救われたんです」と当時の心境を明かしました。

さらに、山里さんは、「シカゴマンゴ」を聞いて同じ気持ちになったリスナーもいるのでは、と推測。

ラジオは、誰かを救える可能性を秘めたメディアであることを再確認し、「辛いなっていう時に、運命的に、偶然、このラジオを聞いて傾けた耳が、嫌なものから目を背け続けるものになれたらいいな、とは思う。そういう場所になれるようにやっていくことが、今自分が出来る精いっぱいのことなのかな」と心境を吐露。

最後は、「今回の事は、僕は一生思っていきます。ずっとずっと思いながら生きますし、考え続けます。改めて、木村花さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます」と締めくくりました。

■山里の想いに「伝えてくれてありがとう」の声

ネット上では、番組を聞いたリスナーから、「この事があった今、誰かの救いになれる楽しいことを届けることが自分に出来る精一杯だと思った山里さんの誠実さが痛いほどに伝わる語りとお悔やみでした。これからも不毛な議論と芸人山里亮太を応援します」「自分の思いを一生懸命言葉で伝えてくださった山里さんをただただすごいと思ったし、本当に今の山里さんに大切な奥様がいてくださる状態で良かったと思いました」「伝えてくれてありがとう」などの声が上がりました。

今回の事について、一言一言、自分の言葉で丁寧に語った山里さん。

山里さんの言葉を聞いて、SNSに対する向き合い方、ラジオの可能性について、考えさせられたというリスナーも多かったのではないでしょうか。

【番組情報】
JUNK 山里亮太の不毛な議論
http://radiko.jp/#!/ts/TBS/20200528010000

(文:藤峰あき)

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