スピッツ『空も飛べるはず』実は"不穏で怖い"歌だった!?ピース又吉が独自視点で徹底解説「恐怖感がそこはかとなくずっと漂ってる」

投稿日:2021/07/29 11:39 更新日:

7月28日、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんのYouTubeチャンネル「ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル」では、又吉さんが敬愛するバンド・スピッツの楽曲を解説する動画を公開。話題を集めています。

又吉直樹

(画像:時事)

■スピッツ『空も飛べるはず』実は"不穏で怖い"歌だった!?又吉が独自視点で徹底解説

中学生の頃からスピッツが大好きだという又吉さん。

今回の動画では、1994年リリースの名曲『空も飛べるはず』について解説します。

「空に飛んでいくような解放感というか、誰かと出会えた奇跡をすごく愛おしく思う、大切に思える」ことを歌うこの曲。

しかし、又吉さんいわく、それは「『不安な日々を過ごしたんです』とか『苦しいことがあったんです』とか、本当に全てが解放されて今までのことが何もなかったことには、なりきってない」「まだ、それは継続されていく」中で「束の間そう思わしてくれる出会いがあった」ことを表現しているとのこと。

「すごくいい歌詞じゃないですか」と又吉さん。

しかし、「でもやっぱり、歌い出しのとこから続いてく、ずっと緊張感と不穏な空気みたいなものが流れてるんですよね」と語ります。

そして、「めちゃくちゃ高熱でうなされてるんじゃないんです。少し熱があって下がりきらないなっていう、あの感じ」と例える又吉さん。

「大きなものの影響下にあって、自分が望んでることと何か違うことが起こるんじゃないかみたいな、そういう怖さ」があると言います。

■又吉「恐怖感がそこはかとなくずっと漂ってる」

歌詞の中に直接的な表現はないものの、「ずっとそういう緊張感が継続されて蓄積されていくんですよね」という又吉さん。

「あの草野(マサムネ)さんの綺麗な歌声で、かっこいい、ちょっと寂し気なメロディーに乗っていった時に、めっちゃ心地いいんですけど、ボディーブローみたいにこの詞の表現の、この不穏な空気が入っていくんですよ」と、さらに楽曲の世界観を語ります。

「自分たちが住んでるこの世界が解体されていくような恐怖感がそこはかとなくずっと漂ってる」中で、「なんとか輝きたい術っていうものを、なんかこの世界をより良いもの、自分が存在しているその世界が輝いていく方法はないんかな」ということが表現されているのだそう。

そして、その表現の後にある一種のカタルシスについて、「めちゃくちゃ喉が渇いて、気付いたら弱ってて、なんなんやろうっていうところからの、めちゃくちゃ美味しい水を飲ませてもらえたみたいな」と例えます。

最終的には、「聴く人みんながなんとなく寂し気で、なんとなく不安な中に、やっと必要な人と巡り会えた、これで空も飛んでいけるかもしれないっていう、新しい境地に向かえるかもしれないっていう、そこがすごく本当に輝くものにするっていうね」とまとめました。

■又吉の楽曲解釈に視聴者「読みが深い」

大好きなスピッツの『空も飛べるはず』について、自分なりの解釈を丁寧に、かつ、熱く語った又吉さん。

ネット上では、「又吉さんの押し付けがましくない解説がとても心地いいです」「又吉さん 読みが深いなあ。スピッツのこの歌に不気味な怖さなんて全く気づかなかった」「どことなく不気味な空気の中に、それでもどこかにぬくもり内包されてる雰囲気ってやっぱりスピッツの真骨頂だよな」との声が上がっています。

又吉さんの解説を聞いてから、あらためて『空も飛べるはず』を聴き直せば、また新たな魅力に気付けるかもしれませんね。

【番組情報】
ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=JwcJ4ybHseY

(文:二木もなか)

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