1月2日放送の「新春TV放談2020」(NHK総合)に、テレビ朝日の弘中綾香アナウンサーが出演。弘中アナは「凪のお暇」(TBS系)の魅力を力説し、話題を集めました。
テレ朝・弘中アナが『凪のお暇』の魅力を力説!「私の分までお暇して」
番組では、1000人にアンケートを取り、2019年に放送されたコンテンツを地上波、ネット作品を問わずランキング化。
その中で、弘中アナがハマっていると明かしたのが、12位にランクインした「凪のお暇」。
この作品について弘中アナは、「凪ちゃん(大島凪/演・黒木華さん)っていう28歳の女の子が主人公で、私も同世代。今の社会の中で生きる女性の、生きづらさあるあるがすっごい詰まってるドラマ。毎話、毎話共感する」と、その魅力を力説。
続けて、「凪ちゃん、私の分までお暇してくれみたいな感じで……」と、自分がお暇したい気持ちを凪に重ねていたことを明かします。
また、出演俳優がかっこいいという話になると、弘中アナとMCの杉浦友紀アナウンサーは、我聞慎二 (高橋一生さん)派か安良城ゴン(中村倫也さん)派かで大盛り上がり。
一方で、「ゴッドタン」(テレビ東京系)を担当する佐久間宣行プロデューサーは、重いテーマを描きつつも恋愛など軽やかな要素を入れることで、「いろんなレイヤーで楽しめるドラマに仕上がっている」とコメントを寄せていました。
弘中アナ、バラエティの「やらせ問題」に持論
番組の後半では、バラエティの「やらせ問題」について出演者が議論を交わします。
このことについて佐久間プロデューサーは、昨年やらせが発覚して打ち切りになった「クレイジージャーニー」(TBS系)を例に、やったことはダメだとした上で、「打ち切りという責任の取り方はおかしくないかな?」とコメント。
また弘中アナは、「バラエティではやらせなのか、演出なのかは、昔から脈々とあった問題だったとは思う。0を10にするのか、8を10にするのかってすごく大きな問題であって」と持論を展開。
弘中アナによると、自身が出演する「激レアさんを連れてきた。」(テレビ朝日系)でも「8を10にして」エピソードを盛ることがあるそうですが、それでも、「盛っちゃいました」と正直に言うとクレームは来ないとのこと。
しかし、「0を10にしてしまうと『それは嘘だ』と炎上してしまう」と、バラエティ的な演出で許される範囲と、そうではない領域について出演者としての率直な感想を語りました。
局の枠を越えてNHKの番組に出演した弘中アナには、「今年の『新春テレビ放談』良かった。佐久間さんがたくさん話したから?凪のお暇を熱く語る弘中アナが印象的だった…」「NHKの杉浦アナとテレビ朝日の弘中アナがTBS『凪のお暇』を取り上げてくれて…共感した」「テレ朝弘中アナが凪のお暇について熱く語ってる?ここNHK?」などのコメントがネットに上がっています。
他局のドラマである「凪のお暇」や、「やらせ問題」など、普段は話さないようなことを積極的に語る弘中アナの姿が印象的だったのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)