12月5日放送の「あさイチ」(NHK総合)で、博多華丸さんが恒例の"朝ドラ受け"で発した言葉が名言すぎると話題を集めました。
(画像:時事)
『スカーレット』喜美子と八郎の恋の急展開
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— 朝ドラ「スカーレット」第10週 (@asadora_bk_nhk) December 4, 2019
陶芸への情熱が抑えきれなくなった、主人公・川原喜美子(戸田恵梨香)。
「丸熊陶業」の商品開発室で働く十代田八郎(松下洸平)に、朝夕、工房で作業をしているのを見学させて欲しいとお願いします。
しかし、「男女が朝夕2時間ずつ一緒にいたら、周囲の人間に誤解されてしまう」という理由で、彼女の申し出を断ろうとする八郎。
すると、喜美子は八郎が大野信作(林遣都)とは名前やあだ名で呼び合っているのに、自分のことはいつまでたっても「川原さん」と呼び、距離を置いていると思いの丈をぶつけることに。
この言葉を聞いた八郎は、「付き合ってない人のことを気軽に名前で呼べない」と、交際してもいない女性のことは名前では呼べないと喜美子に伝えます。
喜美子は次の瞬間、「付き合ったらええやん……喜美子って呼んで、付き合って下さい」と八郎に衝動的に告白してしまいました。
『スカーレット』八郎、喜美子に夢を語る
自分が本当に言いたいことを喜美子が理解していないと感じとった八郎。
一瞬だけ苦い表情を浮かべますが、勢いで口走ってしまう彼女を諭すように、自分の夢について語りかけます。
八郎の夢とは「誰かにとって大事な宝物になるような作品を作る」「陶芸展で賞を取り、陶芸家として第一歩を踏み出す」、そして、「好きな人と結婚する」こと。
結婚という言葉が出たタイミングで、八郎は「僕は『ただいま』言うて帰ったら、『おかえり』言うて待ってもらえる関係がええと思う。はよ結婚したい思うてます」と喜美子に伝えます。
喜美子は、八郎が結婚という言葉が出したこともあって、一旦は、商品開発室を退出したものの、どうしても伝えことがあり、商品開発室に戻ることに。
そこで、喜美子は「付き合うてください言うたら、結婚いうんが出てきたんで、結婚いうんはようわからんし……。付き合ったその先に結婚いうんがあるもんなんですか? もれなく結婚がついてくるん?」と八郎に本音をぶつけます。
すると、八郎は「好きな人ができたから、結婚したいいう話です」と告白とも受け取れる言葉を伝えるも、喜美子の返答は「好きな人……。ほやけど、うち結婚いうんは考えられません」というもの。
それでも八郎は、呼び名はあくまでも「川原さんと十代田さん」だけど、見学に来てもいいよと喜美子に伝えました。
『あさイチ』博多華丸"朝ドラ受け"「陶器と恋は…」名言と話題に!
"朝ドラ"の放送終了直後から始まる、情報番組「あさイチ」。番組の冒頭で、キャスターによる"朝ドラ"トーク、"朝ドラ受け"はもはや恒例となっています。
喜美子と八郎のやり取りを見た博多華丸・大吉の二人は、今回、関係が曖昧なまま終わってしまったため、今後どうなるのか気になる様子。
ここで華丸さんは、「陶器と恋は、火入れが難しいね」とコメント。
スタジオには笑いが起こり、この名言に相方・博多大吉さんも「面白いやないかい!」と、肩をぶつけて絶賛。華丸さんは、ガッツポーズを決めて喜びを表現していました。
これにはネットでも、「華丸先生のことわざ名言シリーズほんとすき 集めて本にして欲しい」「華丸さんの名言陶器と恋の部分がトレンド入りw」「恋と陶器は火入れが難しいようで華丸さん、名言(笑) 」などのコメントが上がっています。
大吉さんによると、「あさイチ」放送前、華丸さんはこの名言を黙って考えていた様子。喜美子と八郎のあのやり取りの後に、「陶器と恋は火入れが難しいね」という名言を残す華丸さんは流石だったのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)