毎週金曜日深夜1時から放送のラジオ番組「三四郎のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)。10月25日の放送では、小宮浩信さんが流行らせようとしているワード『バチボコ』がまったく流行っていないことを思い出してしまった二人。どうにかして流行らせようと奮闘する様子が話題となりました。
(画像:時事)
小宮浩信、ダチョウ倶楽部に敬意「すごい。やり続けてる」
三四郎のオールナイトニッポン、今週もありがとうございました!
人たちのお陰でバチボコ盛り上がった放送になりました!
何故コーナーが全て飛んだのかは、理解に苦しみます。#三四郎ANN【radikoタイムフリー】https://t.co/e3zxarEDbF pic.twitter.com/PSSAZBjWQ1
— 三四郎のオールナイトニッポン【毎週金曜深夜1時〜】 (@SanshiroANN) October 25, 2019
今回の放送では、三四郎が過去に流行らせようとして言っていたワードが全く浸透しなかったことに対して、真剣に分析をし始めたところから番組がスタートしました。
三四郎は以前、漫才の前に「絶対頑張ります!」や「人たち~」というワードを使っていたそう。
他の芸人と差別化を図ろうとしていたそうですが、不評だったり、言い続けるモチベーションがなかったりで、辞めてしまったそうです。
それに対して小宮さんは、「だからすごいよね、ダチョウ倶楽部さんとか。『ヤーッ』とかやり続けてるからね」と、大先輩の芸人を例に挙げて、続けることの難しさを語りました。
小宮の『バチボコ』はどうすれば流行るのか?
そこから、どんなワードなら世間に浸透するか考える二人。
小宮さんが「プライベートとかでも自然に出ちゃうみたいな。それだったら浸透するけど。『バチボコ』みたいにさ」とコメントすると、相田周二さんが「『バチボコ』?浸透してないです」と冷静にツッコみを入れて周囲は爆笑。
ラジオではよく『バチボコ』を使う小宮さんですが、その他ではあまり使わないそうです。
理由として、食レポなどで「これは『バチボコ』うまい!」と言ってしまうと、周囲が「ん?何それ?」と一瞬固まってしまう時間ができるからだと語る小宮さん。
意味は「とても・非常に」というものだそうですが、「その時間が一番辛いんだよ……説明しなきゃいけない」と悲しそうに呟きました。
それを聞いた相田さんは、「『バチボコ』が流行ったら無敵じゃない?相当便利だと思う」とコメント。真剣に流行らせる方法を探し始めました。
改良版『バチボコ』がヤバイ!!改良ヒントを得たネタとは…
『バチボコ』を流行らせようと考えているうちに、二人はお笑いについて本気で分析を始めます。
お笑いの鉄則は「緊張と緩和」だと語り、それが逆だと怖くなってしまうと分析する小宮さん。
小宮さんは続けて「緩和からの緊張やってる人、パッション屋良さんぐらいしかいない」と思い出したように発言。
相田さんは爆笑しながらも「あれ、緩和からの緊張でウケてたよ!」とパッション屋良さんの芸風にヒントを得ます。
話し合いの末、パッション屋良さんが流行した理由は「3回胸を叩く・最後は可愛く」だと気付いた小宮さん。
最終的にできあがった改良版『バチボコ』は、漫才の初めに「人たち~」と呼びかけた後、力強く『バチボコ』を3回叫び、最後に「三四郎、小宮」と可愛く言うもの、となりました。
小宮さんの立ち振る舞いは決定しましたが、「その間、どうしてるの相田は。逆に」と心配する小宮さん。
「シャドーボクシングしとく」と謎の返答をしてしまう相田さんに、「やっぱり(パッション屋良さんのネタは)ピンだからこそ成り立ってるんだ」と再確認する小宮さんでした。
漫才の掴みネタで盛り上がる三四郎に「めっちゃ面白くて好き」の声
ネット上では、番組を聞いたリスナーから「令和になってパッション屋良のギャグの研究してるとはw」「またくだらないラジオやってんな…最高」「漫才の掴みについてあーだこーだ言ってるとこめっちゃ面白くて好き」などの声が上がりました。
盛り上がりすぎて、コーナーが全てカットされてしまった今回の放送。わちゃわちゃ感が三四郎らしいと感じたリスナーも多かったのではないでしょうか。
今回の放送はタイムフリーでも聴くことが出来ますので、聞き逃した方はぜひチェックしてみてくださいね。
http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20191026010000
(文:藤峰あき)