11月27日放送の「情熱大陸」(MBS・TBS系)に、松本若菜さんが出演。松本さんの演技の魅力について、ドラマ「やんごとなき一族」(フジテレビ系)で共演した土屋太鳳さんが語り、話題を集めました。
(画像:時事)
■ブレイクの松本若菜に「笑いが分かる」土屋太鳳やんごとなき“松本劇場”を分析
「“遅咲き”って最近よく言って
頂けるんですけど…
私、咲けてます?」
と、謙虚に笑う。#松本劇場 と称される
存在感抜群の演技に注目の38歳。デビュー15年という節目で激変した
4か月を取材した。https://t.co/HFFqXg92UN#mbs #jounetsu pic.twitter.com/asK0JmzyJu— 情熱大陸 (@jounetsu) November 27, 2022
松本さんは今年放送されたドラマ「やんごとなき一族」で、土屋さん演じる主人公・深山佐都の義姉・深山美保子役で出演。
松本さんのアドリブ混じりの突き抜けた演技は“松本劇場”と呼ばれ、脚光を浴びました。
松本さんの印象について、土屋さんは「本当にこんな面白い人いるんだって思ったぐらい」と話し、笑顔に。
続けて、「シリアスなシーンがすごく素敵なんですよ、若菜さん。だからここは感情的にやった方がいいんじゃないかとか、シリアスがわかってるから笑いが分かる感じがしました」と、松本さんの演技の魅力を明かしました。
■松本若菜、女優引退を考えた過去明かす
2006年に鳥取から上京した松本さんは、22歳の時に『仮面ライダー電王』(2007〜2008年/テレビ朝日系)で女優デビューを飾り、佐藤健さん演じる主人公の姉役を演じました。
しかし、その後は2017年公開の映画「愚行録」で評価されるまで、10年近く出演作に恵まれず苦労を経験。
そんな松本さんは、「よく言われてたのは、『何されてる方なんですか?』って言われたら『一応女優です』っていう風に言ってて、保険かけてるんですよ、自分で…。それはでもね、30…バイトしてる時までは大体言ってたかも。腐ってたと思う。だって家とバイトの行き来だったし、何のために、私、東京出て来たんだっけ? とか思ってたし」と、当時の記憶を回顧。
ここで、スタッフが「辞めようかなとか誰かに話さなかった?」と聞くと、松本さんは「1回だけ母親にした事ありますね。母もそれ以上聞いてこなかったし。『何で?』とかもなかったし、『わかった』しか言わなかったから…。その『わかった』がその時の私にはすごくありがたかったですね」と、引退を考えた過去を明かします。
そして、「そのあとかな…やっぱ帰るのやめようみたいなの思ったのは」と話し、涙ぐみました。
■松本若菜出演「情熱大陸」に反響
休暇中に松本さんは米子の実家を訪問。
松本さんの父親は、「いつ戻ってくるかなって。出れば売れるってそういう問題じゃないでしょ。心配ですよ、やっぱり…本心は やっぱり心配で心配で」と、娘を心配していた事を明かします。
それでも、「今となっては成功してほしいですよ。だんだん名前もちょっとだけ売れるようになって、自分としては嬉しいです」と話し、松本さんは「ありがたいな」と答えました。
今回の放送にはネット上で、「局が違うのにやんごとなき一族の映像が流れて、松本劇場いう言葉も紹介されたし、土屋太鳳ちゃんのコメントまで」「松本若菜と土屋太鳳が!どちらも好きな女優さん」「女優の松本若菜さん久しぶりに番組観たけどよかったよ」などのコメントが上がっています。
怪演のイメージがある松本さんについて、土屋さんが「シリアスなシーンがすごく素敵」と話したのは、演者ならではの視点だと感じましたね。
【番組情報】
情熱大陸
https://tver.jp/episodes/epymf1xgcp
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)