10月19日放送の「ニュースLIVE! ゆう5時」(NHK総合)に、中川大志さんが出演。人生の分岐点となった出来事を明かし、話題を集めました。
(画像:時事)
■中川大志の「人生の分岐点」とは?
【超人気俳優の”空白の1年”とは 】#鎌倉殿の13人 で
大河ドラマ出演4作品目になる#中川大志 さん24歳。中学時代#平清盛 出演で注目が集まるさなかに
下したある”大きな決断”が
俳優としての財産になりました意外な人生の分岐点はこちら👇https://t.co/wbmYNo7D5D#歌妖曲#ゆう5時 pic.twitter.com/WBY1GzIzVA
— ゆう5時(金曜はきん5時) (@nhk_yu5) October 19, 2022
11歳でデビューした中川さんは、13歳の時に大ヒットドラマ「家政婦のミタ」(2011年/日本テレビ系)に出演し、脚光を浴びました。
森花子アナウンサーが「人生の分岐点」を聞くと、中川さんは「中学校3年生の時になるんですけど、ものすごく急激に忙しくなった中で、1年お仕事をお休みするという」と答えます。
続けて、「目まぐるしくて、ついていけないって感じでしたけど、何でジロジロ見られてるんだろうみたいな、電車の中で、急に声かけてもらったりとかして…。『あっ、そうか! 今ドラマやってるんだ』みたいな感じですね」と、当時の記憶を回顧。
さらに、「心が不安というか、なかなか追いついてない時期があって、急に忙しくなったっていうのもあったと思うんですけど…。なかなか普通に学校に行けてなかったり、学校の行事に出られてなかったりとか」と、仕事と学校生活の両立に悩み始めていた事を明かしました。
■中川大志、ブレイク直後に1年休業の深刻な理由
そこで、中川さんは「シンプルに、体育祭に出たかったんだと思います。シンプルに、修学旅行に行きたかったんだと思います。『休みたい、(学校に)行かせてくれて』っていう事だったんだと思います」と、仕事を1年休み、学業を優先させる事を決断。
また、「自分自身が学生生活を送れてなかったら、学生の役ができないと思ってたので。普通の学生としての感覚みたいなもの、そういう時間を…。ちゃんと中学校3年生の時は過ごそうって、良かった思う。部活がバスケット部だったんですけど、最後試合に出られたりとか、普通に友達と歩いて学校通ってる時間とか、何気ない時間全部ですよね、思い返すと。そういう時間は大きかったんじゃないですかね」と、当時を振り返ります。
続けて、「そういう時間を経て、自分自身普通に生活してる時間も、やっぱり現場行った時に影響を及ぼしたりするし。お芝居する時って、自分以外の別の人になる。誰かになるわけなんですけど、結局やってるのは自分なんで、自分の経験とか記憶とか感情からしか出せないと思ってるので、同じ度合いのものは何だろうって感じですね」とコメント。
さらに、「だから、自分が何をされたら嬉しいのか、何をされたら悲しいのか、何を食べたら美味しいと思うのか。自分の好きな事をしたり、好きな人達と会ったり、普通の自分の生活っていうのがないと、(芝居は)できないのかなとは思ってますね」と、普通の生活が俳優としての活動の原動力になっている事を明かしました。
今回の放送にはネット上で、「大志くんが大切にする『普通の生活』を脅かさないように、節度あるファンでいようと思う。大志くんの作品を見続けたいから」「並の人気俳優なら売れて来ると普通を見失うけど大志くんは並ではない!ちゃんと自分の生き方在り方を考え先は見えないけど決断する!!凄い中学生です。今があるのが頷けます」「インタビュー、良かった!大志くんの普通の感覚を大切にしてるところが私は好きなんだと思う」などのコメントが上がっています。
中学3年生の大事な時期に、俳優としての仕事を休む決断をしたのが、結果的に良かったという中川さんの話が印象的でしたね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)