5月20日、古舘伊知郎さんのYouTubeチャンネルでは、ゲストに友近さんを迎え、トークする動画を公開。友近さんのものまね芸のルーツやこだわりが明かされ、注目を集めています。
■上沼が関西ローカルでは言わないこととは?友近の発見に古舘も驚き
トークの途中、「上沼さん、本当にご無沙汰しております」と、友近さんに上沼恵美子さんのものまねを振る古舘さん。
友近さんは、すかさず上沼さんのものまねをし、古舘さんやスタッフを笑わせます。
古舘さんは、「淡路島の風景とかね、たいして知りもしないのに、その人のバックボーンが後光のようにさしてきますね」と、友近さんのものまねの精度を絶賛。
友近さんは、「そういうふうに思っていただけるのはありがたいですけど、ただただあのリズムが好きだからやってるし」と、謙遜気味に言います。
そして、上沼さんのものまねをする時のこだわりを紹介。
友近さんは、「特に、関西ローカルの番組の上沼さんではなくて、全国ネットの『おしゃべりクッキング』で、ちょっとこう関東の人にもわかってもらえるような方言というか、ちょっと標準語も入れながらの上沼さんの『おしゃべりクッキング』じゃないと出来ないんですよ」と、上沼さんがMCを勤めていた料理番組『おしゃべりクッキング』(テレビ朝日系)を例にとります。
そして、「関西ローカルの上沼さんだと似てないんやと思うんですよ」と、あえて関東向けの番組での上沼さんの喋り方を真似しているという友近さん。
古舘さんが、「じゃ、上沼さんがカジュアルないでたちじゃなくて、どっちかって言うとちょいフォーマルないでたちの時ができるんだ」と例えると、友近さんは「そうです!」と思いきりうなずきます。
友近さんによると、「(上沼さんは)『~があるんだ』っていうのは、大阪では言わないので」とのこと。
そして「お味噌汁にトマトが入るんだ~」と『おしゃべりクッキング』での上沼さんの言い方を真似します。
友近さんのものまねを見て「言われるとわかる!」と古舘さん。
友近さんによると、「それが『何とかやねん』ってなると多分似てなくなる」のだそうです。
■友近の元ネタは結婚式の友人のスピーチ?「何の話それ?」
友近さんが、上沼さんの語尾に着目したことについて、古舘さんは「なんで『あるんだ』に着眼してそれを吸収できるんですかね?」「普通は『あるんだ』ということを、聞いて済ませてるじゃないですか。なんでそこにそっと止まるんですかね?」と質問。
友近さんは、「なんでしょうね。だからもう、普通のことが面白いとかっていうのは昔からあったので」と、あくまで普通のことに着目していると言います。
そして、結婚式での新婦の友人のスピーチを例に挙げる友近さん。
「あれは本当に、あのね、微笑ましいけれども『何の話それ?』っていうのが多いじゃないですか」とツッコミを入れつつ、「でも、それはそれでいいし、かわいらしいんですけど、それを真面目に聞くというよりは『なんやその話!』って常にどこかで突っ込んでたので、それをネタにして共感してくれる人がいっぱいいたら、やっぱりこれは面白いことだったんだって、答え合わせができる」と、ネタ探しのこだわりについて明かしました。
■ものまねを語る友近に視聴者「着眼点がほんと面白い」
動画では他にも、ものまね芸のルーツを語ったり十朱幸代さんのものまねを披露したりした友近さん。
今回の動画に対し、ネット上では「友近さんの着眼点がほんと面白いです」「友近さんとのコラボ最高ですね。お話最高です」「友近さんとのコラボ楽しんでいますね」との声が上がっています。
友近さんの面白すぎるものまねのルーツを知れる、貴重な動画となったのではないでしょうか。
【番組情報】
古舘伊知郎チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=3nhq1Gbusgg
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)