乃木坂46の公式YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」。4月20日に更新された動画は、5期生・川崎桜さんのドキュメント。乃木坂46について知った経緯やオーディションを受けたきっかけを明かし、話題となりました。
■5期生、最後の一人はフィギュアスケーター!
グループアイドルのオーディション史上最多となる、87,852人もの応募者の中から選ばれた乃木坂46・5期生。
最後の11人目として4月1日にお披露目されたのが川崎さんでした。
今回公開されたのは、乃木坂46への加入に際して撮り下ろされたドキュメンタリー映像です。
動画の冒頭、「まだ全然慣れない。カメラがあると緊張しちゃって、めっちゃ顔怖くなっちゃうんです」「不安が99(%)くらいあって。1%は皆と活動できる事がちょっと楽しみ」だと初々しく語る川崎さん。
自分の性格について、「すごく仲良くなると普通に結構喋るんですけど、人見知りと言うのもあって、あんまり人の前では喋れない」のだと打ち明けます。
そんな川崎さんがこれまでの人生で打ち込んできたのが、オリンピックで活躍する浅田真央選手をきっかけに小学生の頃に始めたフィギュアスケートでした。
昇級試験に12回連続で落ちてしまい、「ショックでいつも泣いていました」と振り返った川崎さん。
「年下の子の方がうまくなるの早くて。どんどん抜かされていくのとか辛かった」と当時の心境を口にします。
それでも練習を重ね、試験に挑み続けた川崎さん。合格した際には「リンク中の先生がみんな知ってて。次の日とかも声をかけてくれた」そう。
「すごい嬉しくて。自分のコーチがすごい泣いてて。だから喜ばせることができてよかった」と改めて、当時の喜びを噛み締めていました。
■5期生・川崎桜の乃木坂46加入は奇跡の連続だった!オーディション応募は「たぶん締め切りの10分前」
川崎さんが乃木坂46を知ったきっかけは一人のメンバーの存在でした。
それが、川崎さんと同じ名前を持つ4期生の遠藤さくらさんです。
周囲から「遠藤さくらさんに似てる」と言われるようになったことを契機に、遠藤さんの存在を知ったという川崎さん。
「遠藤さんも結構内気なところがあると思うんですけど。だけど今はすごいキラキラしていて。乃木坂46に入ってすごい変わった気がして。そこから興味を持ち始めました」と打ち明けます。
川崎さんがオーディションの開催を知ったのは、高校3年生の夏でした。
この時、オーディションの特設サイトは応募者殺到によりサーバーがダウン。
運営サイドは急遽、エントリーができなかった希望者の為に応募期間を1日延長することを発表し、多くのメディアが取り上げるなど話題となっていました。
記事を見て、「今やってるなら応募してみようかな」と思ったという川崎さん。
実際に応募したのは「たぶん締め切りの10分前とか」だったとしつつ、「人前に出るのが苦手なのをスケートでも克服できなかったので。そういうところを変えたいなと思って応募したのが一番大きい」と応募した理由を明かします。
その上で、「人に応援される人になりたい」「これからもずっと今の気持ちで、謙虚で居たいし、私の事を好きになってくれる人とかにちゃんと自分の気持ちを返して(いきたい)」と意気込みを語りました。
■「大きく開花しますように」奇跡の子・川崎桜のエピソードに反響続々!
今回の放送に対し、ネット上には「トラブルで募集が1日延びたニュース見た覚えあるけど、それがなければこの動画も存在しないのか」「まさに奇跡の子」「地道に努力をし続けることが出来るのって、本当にすごいと思う」「何事にも丁寧で凄い。“川崎桜”という桜が大きく開花しますように」など多くのコメントが投稿されていました。
トラブルによって募集期間が1日延びていなければ、乃木坂46・5期生としての川崎さんは居ませんでした。そんな奇跡のようなエピソードが印象的でしたね。
好きな言葉として、「雨が降らなければ、虹は出ない」と言う意味を持つハワイのことわざ「No Rain, No Rainbow」を挙げた川崎さん。
フィギュアスケートの昇級試験に何度も落ちながらも挑み続けて大きな喜びを得たように、これから乃木坂46の一員として様々な事に挑戦し、満開の桜を咲かせていく未来に想いを馳せたという方も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
乃木坂配信中
https://www.youtube.com/watch?v=y1Ti7bzJ_qI
(文:こじこじ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)