4月13日、アンジャッシュ・児嶋一哉さんのYouTubeチャンネル「児嶋だよ！」では、児嶋さんが30年にわたる芸人生活で、最も辛かった仕事について語りました。
（画像：時事）
■超過酷な鍾乳洞…「慌てたり動いたりしたら溺れちゃう」
今回は、児嶋さんがこれまで体を張ってきたお仕事の中でも特に辛かった仕事について、ランキング形式で紹介しました。
冒頭で、「普通はこういうのって第5位とかからカウントダウンしていくけど、今日は1位からやろうと思ったの。そうすれば、『もういっぱい喋ったからいいや』って途中で辞められるから」と語る、マイペースな児嶋さん。
まず1位として挙げたのは、『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(テレビ東京系)でのロケでした。
「沖縄の玉泉洞っていう鍾乳洞があるんですけど、そこにロケに行ったの。長さ5キロくらいある鍾乳洞に入って、この先にすごく綺麗な美味しいお水があるから、そこのお水でコーヒーを淹れて美味しくいただきましょう、みたいな主旨だったのね」と、当時を振り返る児嶋さん。
その道のりはかなり過酷だったらしく、「ほふく前進しないと入れなかったり、ギリギリ体が通れるようなところもあって、下にはガンガン冷たい水が流れてて。一番しんどかったのが、もう水が首の下辺りまで来てて、首から上５センチくらいしか空間がないところをこうやって(水をよけながら上を向いて)通るの。慌てたり動いたりしたら溺れちゃうので…びっくりしたのが、口を尖らせてくれって言われたの。もう超過酷な状況ですよ！ 信じられる？ これを片道４時間やりましたね」と、命がけの体験談を明かしていました。
■児嶋、命懸けのバンジー直後「スタジオで見ていた所さんに…」所からまさかの一言が！
そして第2位も同番組の企画で、世界の危険な職業を体験する『デンジャーハンター』というコーナーでのエピソードが飛び出しました。
「要はバンジージャンプなんですけど、橋があって、下に川があるみたいな。そこの川の水もそんなに(水深が)なくて、川底の岩のゴツゴツが見えるんですよ」と、説明を始める児嶋さん。
「下が(深さのある)水なのに比べると、ゴツゴツした岩が見えるのって心理的にめちゃくちゃ怖いらしいんですよね。そんな状況で、翌日からお客さんに解放する予定のバンジー施設の人としての初めての試し飛びを俺がやったんですよ！」と、オープン前のバンジージャンプ施設のモニターになっていたことを明かしました。
「めちゃくちゃ怖くて当然、すぐにはいけないのと、『バラエティ的にはすぐにいかないほうが良いのかな』とか、そっちの緊張もあったりして」と言う児嶋さんですが、恐怖を乗り越えてジャンプした際に、番組を盛り上げようと所ジョージさんの名前を叫んだそうです。
「そしたら、スタジオで見ていた所さんに、『ああいう時に俺の名前呼ぶのやめてくれないか？ 何かあったら俺のせいになるから』って言われて」と、ロケ後のやり取りも交えて明るく語っていました。
■「大仏の清掃に行って静電気と戦うって…」爆笑必至のレア体験
さらに第3位にランクインしたのも同番組の『デンジャーハンター』にて、高さ120メートルある牛久大仏の螺髪に登って清掃をするという職業体験のロケでした。
あまりのマニアックな内容に、撮影スタッフから笑いが漏れる中、児嶋さんは「恐ろしかったよ、本当に…牛久大仏に登っていって、命綱を繋いでロープで斜めになりながら、雑巾で髪の毛を拭いたり」と淡々と語ります。
さらにロケ当日はかなりの悪天候だったらしく、「味わったことのない静電気が足の下からバチン！ バチン！ って全身にくるの。でも、牛久大仏の清掃に行って静電気と戦ってるって、ややこしいから。ディレクターも、『辛そうだけど、そのリアクション使えないからやらないで』って顔してるし、静電気がおさまってから一生懸命清掃を終わらせたんだけど、なんと悪天候だったからって別日にもう一度、撮影し直してるの！」と語り、悪天候下での撮影部分を全てカットされていた事実について嘆いていました。
児嶋さんが経験してきた、過酷ながらもクスリと笑えるエピソードの数々に、ネット上では「キツかった話なのに愚痴になってないから、笑いながら見てしまいました！」「1位から発表してくのが児嶋さんぽいw」「体を張ってロケしている芸人さんをはじめ、危険なお仕事をされている方にも感謝しなきゃな〜と感じました」などの声が上がっていました。
命がけの仕事であっても、明るく笑える後日談として話してしまう児嶋さんの人柄こそが、芸能界で長らく信頼を集める理由かもしれませんね。
【番組情報】
児嶋だよ！
https://youtu.be/hNcxM0-4Tuc
(文：くる美／編：おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)