4月12日、浅草キッド・水道橋博士さんのYouTubeチャンネル「水道橋博士の異常な対談 〜Dr.Strangetalk〜」では、ゲストにテレビプロデューサーの佐久間宣行さんを迎え、トークする動画を公開。佐久間さんがYouTubeチャンネル運営の大変さを語り、注目を集めています。
■テレビプロデューサー佐久間、YouTubeの難しさを赤裸々告白「やってみて初めてわかりました。全然これ回んねーな」
テレビを始めとする今後のエンターテイメント業界について語る中で、YouTubeも話題に。
自身もYouTubeチャンネルを運営している佐久間さんは、「YouTubeもやってよかったです」と語ります。
「やってみて初めてわかりました、全然これ回んねーなとか」「46(歳)なんですけど、この年で新しい指標で面白がれる人間でよかったなーと思います」と佐久間さん。
「YouTubeも舞台と一緒ですよね。自分でやってみないとわかんないですよね。俺もわかった気になってました。YouTubeってこんなもんだろうと思ってYouTubeチャンネル始めて、伸びる企画と伸びない企画と、話題になる企画と、要はそんなに再生数回ってないけど人に届いてる企画が全然違うから、これはやんないとわかんないなと思いました」と、やってみて初めて分かるYouTubeの大変さをしみじみ語ります。
■佐久間Pのアドバイスに水道橋博士「たけしといよいよタッグを組むか!」
すると、スタッフから「(YouTubeについて)アドバイスください」との声が。
佐久間さんは、「アドバイスはもっとプロのYouTuberに聞いたほうがいいと思いますよ」と言い、「(自分は)YouTubeの中で異色の戦い方してるから。だって効率悪いじゃない」と、自身のYouTubeのやり方を振り返ります。
「YouTubeの戦い方っていろいろあるけど、その人のファンにさせたほうがいいわけじゃない、企画が関係ないから。でも俺って企画をやってるから100万再生の後10万再生あるんです俺。効率めちゃくちゃ悪くないですか?」と佐久間さん。
あくまで自分は「テレビディレクターの戦い方をYouTubeでやってみたいからやったんで」と言い、お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太さんのYouTubeチャンネルを例に出して「梶原君はファミリー出してファミリー感出すじゃないですか。そうすると、めちゃくちゃ安定するんですよ、数字が」と語ります。
そして「多分YouTuberの場合は、ワンコンセプトで、見せるものは博士と博士ファミリーのファンにしちゃったほうが安定するはずなんです」と、1つのコンセプトを決めて見せることを水道橋博士さんにアドバイス。
すると「よし、たけしといよいよタッグを組むか!」と、ビートたけしさんの名を出して気合を入れる水道橋博士さん。これには佐久間さんもスタッフも大ウケします。
佐久間さんはあらためて、「毎週死ぬほど企画考えて、週2で会議やってYouTubeやるっていう効率の悪い道を俺は選んでるけど、おすすめはしないですよ、大変だから」と、YouTubeチャンネル運営の大変さを明かしました。
■佐久間Pのトークに視聴者「メディア分析が素晴らしい」
他にも、今後のテレビ業界や、佐久間さんの著書の出版経緯などについて語った今回の動画。
佐久間さんのトークに対し、ネット上では「確かに佐久間さんの戦い方は効率が悪いと思う。でも、そこが好きだしかっこいいと思っちゃうんだよなあ」「スゴい才能!メディア分析が素晴らしい」「YouTubeの勝ち残り方も分岐点を迎えてる。佐久間さんの戦い方は正しいと思う」との声が上がっています。
テレビプロデューサーの視点から見たYouTubeチャンネルのやり方は興味深いものがありましたね。
YouTubeの大変さが視聴者にも伝わったのではないでしょうか。
【番組情報】
水道橋博士の異常な対談 〜Dr.Strangetalk〜
https://www.youtube.com/watch?v=qcqWmkwyRAg
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)