3月29日放送の『23時の密着テレビ「レベチな人、見つけた」』(テレビ東京系)では、ビートたけしさんに密着。たけしさんは、芸人が一番やりたい仕事ではなかった事を明かし、話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■ビートたけし、笑いは「2番目に好きな仕事」1番は意外にアカデミックな職業
レベチ最後の収録でした
レベチ、ニッポンのミカタと13年間たけしさんの隣で仕事をさせていただきましたこの13年間がなければ今の僕はいません!たけしさんから頂いた言葉を大切にこれからも成長していきたいと思います#コマネチして写真撮ればよかった pic.twitter.com/zUwcKolGlm
— 国分太一 (@tokioinc_taichi) March 18, 2022
楽屋でアカデミックな会話をしていたビートたけしさんの密着映像を見たTOKIO・国分太一さんが、「楽屋であんな話するんですか? 素粒子についてとか」とコメント。
たけしさんが「結局ね…。一番やりたい仕事に就いたわけじゃないっていうのがって」と話すと、国分さんは「えっ!? そうなんですか?」と驚きの声をあげます。
たけしさんは、「俺、数学者とか物理学者をやりたかったもん、理論量子論とか…。今やってる仕事は2番目に好きな仕事だったかなとは思ってんだよ。そうすると、2番目だと客観的に見られる時があるんだな、夢中になる事が…。で、夢中になった自分を見られるところが、2番目の宿命っていうか」と持論を展開。
また、国分さんが「客観的に見て、"ビートたけし"って色んな事をやってますけれども、やっぱり"ビートたけし"としては必要なんですか?」と質問。
すると、たけしさんは「お笑いが一番好きなわけではないっていう事が出発点で、この事をやったらこれが一番好きになるんじゃないかという風に、色んなもんを探してる。で、結局、何も出てこないんだけど、それじゃねえかな」と答えます。
一連のたけしさんの話を聞いた国分さんは、「めちゃくちゃいい回になりましたよ。最初からこれやろうよ、エンディングにビートたけしのレベチを知るっていう」とこの日の収録で、番組が終了する事を嘆きました。
■たけし「ネットの方でむちゃくちゃやろうかな」
さらに、国分さんが「たけしさん本当に色んな事をこれまでやってきてますけれども、なんかこれからやりたい事とかあるんですか?」と尋ねると、たけしさんは「まあ結構…やりたいバラエティもあるし、映画もあるんだけど」と話を切り出します。
「今の地上波だと、なかなかSNSの世界があって、ちょっと状態がね、コンプライアンスとか色々言い出した時に、自分はそういうのを考えてまでやりたくないと思ってるから…。そっちの世界じゃなくて、もっとネットの方でむちゃくちゃやろうかなとは思ってる」と、ネット配信進出に意欲を見せます。
また、国分さんが「YouTube系もありえるって事ですか?」と聞くと、たけしさんは「そういう感じのところになっちゃうかも、わかんないけど、まぁなりたくはねえけど」とコメント。
今回の放送にはネット上で、「思い返せば一番見続けたのはテレ東のたけしの教養バラエティだったので寂しさ満載ではある」「一番レベチな人はたけしだったってオチか。なるほど」「"YouTuberビートたけし"は見てみたいかも」などのコメントが上がっています。
「お笑いの仕事が2番目に好きだから、客観的に自分を見られる」というたけしさんの話が印象的でしたね。
【番組情報】
23時の密着テレビ「レベチな人、見つけた」
https://tver.jp/corner/f0103601
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)