3月23日、ピース・又吉直樹さんのYouTubeチャンネル「ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル」では、又吉さんが新社会人へ向けてアドバイスする動画を公開。又吉さん流の時間術が支持を集めています。
(画像:時事)
■又吉、目からウロコの時間術を伝授「あと2年で死ぬかもしれんから」
今回の動画では、又吉さんの時間術アドバイスの中から、実際に新社会人の心に響いた5つを紹介。
そのうちの一つは、「『あと2年しかない』という考えを持つ」というもの。
「わりと僕、短期間に区切っていろいろなことを考えるんです」という又吉さん。
「たとえば、あと2年しかないとかっていうことを自分で勝手に決めてやると、なんかね、自然とサボらなくなるというか」と、期限を明確に決めて取り組むことの大切さを語ります。
「30(歳)ぐらいで世に出れたらっていうビジョンを持ってる人もいるんですけど、僕はもう『いや、あと2年で死ぬかもしれんから』『あと2年しかない、残されてない』っていう前提でやってるから」と、自らに「あと2年」という締め切りを課しているとのこと。
「皆には言われるんですよ。真面目やなとか。何を生き急いでんねんとか、何慌ててんとか。あれもこれもやってって言われるんですけど」と又吉さん。
しかし、「やりたいこととか思いついたことを今やっとかないと、もう出来なくなるかもしれないっていう恐怖心を持ってたんです」「それを真剣に信じてた」と、物事に取り組む上での心情を語ります。
■「あと2年」と区切ることで「出来なかったことが出来る」
なぜ、又吉さんが「今やっとかないと、もう出来なくなるかもしれない」と信じられたかというと、「自分には才能が無いと思ってたんですね」とのこと。
自分には才能が無いことを認めつつ、「これもう相当慌てな、好きなことで食べていかれへんで」と思いながら行動していたそう。
すると、「そうやった結果、『あれ? なんか2年前より考えるスピード早なってる』とか『あれ? 出来なかったことが出来る』みたいな」と、成長を感じられるようになったと言います。
「長期的にいろんなことを考えたことがない」という又吉さん。
「もう全部あと2年とか」と、常に明確に期限を区切って行動していると語りました。
■又吉ならではの時間術に視聴者「時間を有効活用できそう」
他にも「時間をもっと立体的にとらえよう」「締め切りに追われるのではなく追う」「時間というドーピングを使いまくる」など、5つの時間術を紹介した今回の動画。
又吉さんの時間術に対し、ネット上では「又吉さんの考え方や発想にはいつも感心します」「時間を有効活用できそうですね」「本当にありがとう。救われたよ」との声が上がっています。
芸人としても小説家としても成功している又吉さんが実践してきた時間術。
新社会人はもちろんのこと、多くの人に役立つのではないでしょうか。
【番組情報】
ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=hFI1DXCbhOc
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)