3月22日、お笑いコンビ・ロザンのYouTubeチャンネル「ロザンの楽屋」では、コロナ禍の若者への影響について語る動画を公開。若者を気遣う宇治原史規さん、菅広文さんの主張が、視聴者の共感を集めています。
■「若者の人生をこんなに奪っていいのか」宇治原、コロナ禍の若者を思い問いかける!
新型コロナウイルス感染症のまん延防止等重点措置が全国で解除されたことを受け、宇治原さんは新たな問いかけをします。
それは「若者の人生をこんなに奪っていいのかって話ってちょっと抜けてるかなと」というもの。
コロナ禍の若者の状況については、情報番組などで取り上げることはあるものの、「公式な話であんまそういうのないかなと」と疑問を呈します。
コロナ禍は3年目に入っていますが、このままでは中学、高校の3年間が全てコロナ禍ということに。
下手をすれば大学4年間も全部コロナ禍で終わってしまうという可能性もあります。
宇治原さんは、「自分がその時の歳だったって想像したら、そんなことあっていいのかっていうか」と、若者の気持ちを代弁。
宇治原さんの訴えに大きくうなずく菅さん。
そして、「だってもしかしたら、ずーっとマスクしてたらコンビ組んでへんかもしれへんもんな」と、自分たちが高校生の時にコロナ禍だったら、ロザンは誕生しなかったかもしれないと言います。
2人は「その方がよかった可能性もある」などと冗談を言いつつ、改めて宇治原さんは「若者にもうちょっと自由を与えてあげたほうがいいんじゃないか」と問いかけました。
■菅、高校時代の思い出語り「ムダな時間てすごく重要」
宇治原さんの訴えを聞き、菅さんは「ムダな時間てすごく重要やと思ってて。それはホンマにムダではない」と言います。
「昔を振り返って覚えてんのって、ムダなことの方が多かったりするやん」と菅さん。
そして、高校時代のクラブ終わりに皆でおしゃべりしたことや、駄菓子屋でプロ野球チップスを買って誰のカードが出るかで盛り上がったことなどの思い出話で盛り上がるロザンの2人。
菅さんは、「(コロナ禍の)ステージ変わったから言うけど、不要不急って凄く大事」と、他愛もない経験や思い出が大事と言います。
それをふまえて菅さんは、「(中学、高校は)期間決まってたやん、3年、3年てさ。今やったらさ、この時期はもう(まん延防止措置)解除されたから行けますとか、期間パンパンパンパンって決まるやん。だから逆に、より記憶に残りやすいってなってたらありがたいけどな」と、前向きなとらえ方を呼びかけました。
■ロザンの主張に視聴者「賛成です」
他にも、今後のコロナ禍での過ごし方、青春を経験できなかった若者が大人になった時の影響などについて話し合ったロザンの2人。
今回の動画に対し、ネット上では「今後はもっと若者を自由にしてあげたいっていうのは私も賛成です」「宇治原さんが実はこう思っていたと語ってくれたのもとても嬉しかったです」「高齢者の方のことを考えるのも必要かと思いますが若い方のことを考えるのも必要だと思いますね」との声が上がっています。
若者に寄り添ったロザンの考えに、共感する視聴者も多かったようですね。
【番組情報】
ロザンの楽屋
https://www.youtube.com/watch?v=LmnR5FebG2s
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)