2月18日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)では、シンガーソングライターのmiletさんが生出演。ピアニストの清塚信也さんがmiletさんの魅力を解説し、話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■清塚が明かすmiletの魅力とは?
しゃべらなければ凄い清塚、
miletさんから300000000点頂きました。まだまだ語り尽くせない #milet さんの魅力…#スッキリ#showcase pic.twitter.com/AbXU83ejuz
— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) February 17, 2022
エンタメコーナー「SHOWCASE」のマンスリーMCを務める清塚さんが、この日のゲスト・miletさんについて、「ポップス独自のグルーヴ感、リズムやノリといったもの。それからクラシックといってもいいぐらいのアカデミックな学問的と言っていいぐらいの素晴らしい感性をお持ちだと私は思うんですけど」と紹介。
続けて、「どっちのアプローチもできるんじゃないですか?」と話を振ると、miletさんは「もうそんな、お褒めいただいて」と、戸惑いの表情を浮かべます。
miletさんは元々はクラシックが好きだったものの、小学生の時に兄からiPodをもらい、そこからロックやポップスも聴くようになったとのこと。
そんなmiletさんの魅力について、清塚さんは「英語と日本語を融合させるニュータイプアーティスト。英語と日本語っていうのはそもそも音楽的に言うと正反対といってもいいんですよ」とコメント。
この話を聞いたMCの極楽とんぼ・加藤浩次さんは、「僕のイメージだと、英語っぽく歌うみたいなのを日本で初めて作ったのって桑田(佳祐)さんのイメージ」と伝えます。
すると、清塚さんは「そうも言えます。確かにかっこいい日本語でお歌いになる桑田さんとか…。ただ、miletさんはさんが違うのは完璧にネイティブのような英語、その発音を生かした日本語を使っていると私は思うんです」と、カナダで育った経験を生かしたネイティブな英語の発音がmiletさんの武器になっていると力説しました。
■milet「2億点満点!」清塚の解説を大絶賛
ここで、清塚さんは「おはよう」という単語を例に出し、「『おはよう』って細切れになるのが日本語の特徴。メロディーにしても『おはよう』ってなる。英語にしたら『グッドモーニング』。この『グッドモーニング』という時点で、リズムとフレーズが決まっているんですよ。なので、『グッモーニン』っていうのができてくるこの違い、 英語は横に流れていく習性を持っているので、音楽的なんですね、元々が」と解説。
さらに、「あまりにも両極端なものを一緒に同居させちゃうと、『グッドモーニング』『おはよう』って違和感を感じて、ダサさに繋がるんですね。だけどそれは、miletさんの曲にはないんです。miletさんのさんの持つ母音が魅力なんだと思うんです」と付け加えます。
清塚さんは、miletさんの楽曲「Fly High」の「I'm not scared 'cause I know you're with me」というフレーズの「I」と「with」の発音に注目。
続けて、清塚さんは「『あ』の所は広がっている。穏やかな『あ』という母音を生かして、すごく優しく歌っている。その次の『with』のところは『うぃ』っていく、すごく直線的な鋭さを音楽に出しているこれがフレーズにも反映さしているんですね。メロディーを作ってらっしゃってる」と指摘します。
すると、miletさんは「すごいそうです。わぁ〜っていってからきゅって締めるっていうのは意識してます。2億点満点!」と清塚さんの解説を絶賛。
なお、miletさんは清塚さんのピアノに1億点をつけており、清塚さんは合計3億点獲得となりました。
今回の放送にはネット上で、「miletちゃんの歌声も清塚さんの解説も、朝から聞けてスッキリでした」「キヨちゃんのスッキリ楽しかったそしてmiletさんの歌を朝、仕事しながら聞けてよかよか」「miletさんの歌声と、英語の発音と作詞の仕方と知れば知るほど魅力的なアーティストさんだわぁ」などのコメントが上がっています。
清塚さんのmiletさんの母音の発音に注目した解説は素晴らしかったですね。
また、清塚さんの解説を聞いていたmiletさんも歌う時の狙いを理解してくれていると嬉しそうな表情を浮かべたのも印象的でしたね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)