1月4日、"カジサック"ことキングコング・梶原雄太さんのYouTubeチャンネル「カジサックKAJISAC」では、ゲストにオール阪神・巨人のオール巨人さんを迎え、2021年12月19日に行われた「M-1グランプリ2021」の総括をする動画を公開。審査員を務めた巨人さんのわかりやすい解説に、注目が集まっています。
(画像:時事)
■「最後まで残ってもらいたかった」審査員務めたオール巨人がM-1総括!実は"あのコンビ"を推していたと明かす
M-1決勝大会に出場した全コンビについて、出場順に巨人さんが解説していきます。
トップバッターはモグライダー。巨人さんが付けた点数は91点。惜しくも最終決戦の3組には残れませんでした。
モグライダーについて、「もっと(点数)あげても良かったなと思いました」と巨人さん。
「いつも言うんですけどね、トップが基準点になってしまいますので、基準点を95(点)にすると大変なことになってしまったらいかんもんで、90前後がええんかな思って、ホンマは92、3点でも良かって」と、トップバッターに点数を付ける難しさに言及。
「僕は最後まで残ってもらいたかったんですよ」「ひょっとしたら、5番目ぐらいに出たら、(最終決戦3組に)残ってるんちゃう?」と本音を語ります。
モグライダーのネタについて「面白かった」と言う巨人さん。
「ネタの切り込み方というかね、いつも歌のぼやきネタっていうのがありますけどね、これすごい面白いなと思って、本当はめちゃめちゃおもろいと思って見てました」と褒めます。
また、巨人さんはモグライダーのYouTubeも見ているそうで、「今までのYouTubeとか見てると、ともしげ君が間違ったりちょっとオロオロしたり、そういう所を何かキャラにしてこう、芝(大輔)君が拾って行くっていうのはありましたけど、そういう所なかったでしょ?」「それが無かって良かった」と、YouTubeでのネタとも比較。
そして、「ともしげ君も全然噛まんと一生懸命やってたし失敗もなくって、今まで以上に難しい言葉とかいっぱい覚えて。そこらへんやっぱりね、M-1にかける熱さというか、感じてね。ものすごい良かったなと思いました」と大絶賛しました。
■出場コンビのYouTubeまでチェック?「全員のを見てますよ」
カジサックさんが、「巨人師匠、僕びっくりしたんが、モグライダーのYouTube見てるんですね」と聞くと、「全員のを見てますよ」と巨人さん。
「決勝のはもちろん全部見てる。準決勝のもみんな見てる」と、出場コンビのYouTubeチャンネルを全てチェックしていることを明かします。
そして、あらためて「僕、本当にあの決勝で、この3組の中にファイナルで残ってもらいたかった。何でそんな落ちたん? て思うくらい」とモグライダーを大プッシュ。
モグライダーが惜しくも敗退してしまったことに、「ちょっと寂しかったですね」と言い、「もうちょっと言葉のボキャブラリーやな。面白いツッコミを考えるとまだまだおもろいのちゃう?」と、今後への期待を滲ませました。
■オール巨人の解説に視聴者「めちゃくちゃ分かりやすい」
2021年大会をもって、長年務めたM-1の審査員を退くことが決まっている巨人さん。
巨人さんのM-1総括に対し、ネット上では「最高の統括です。観てる側の気持ちを代弁して頂いたと思います」「巨人師匠のコメントを聞いて『確かに!』と膝を打つポイントがたくさんありました」「巨人師匠の総括めちゃくちゃ分かりやすいしちゃんと笑いを入れてくるのがヤバい」との声が上がっています。
審査員は退いたとしても、巨人さんには今後もカジサックチャンネルでのM-1総括を続けてほしいですね。
【番組情報】
カジサックKAJISAC
https://www.youtube.com/watch?v=f8ifbpe3ok8
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)