甲本雅裕、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』金太の衝撃的な最期に「自分自身が一番…」

投稿日:2021/12/11 16:52 更新日:

12月11日放送の「土曜スタジオパーク」(NHK総合)では、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の主人公・安子を演じる上白石萌音さんと、安子の父親・金太を演じる甲本雅裕さんがゲストに招き、物語の舞台となかった岡山からの公開収録を実施。甲本さんは劇中の名シーンの裏話を明かし、話題を集めました。

甲本雅裕

(画像:時事)

■濱田が父親役・甲本に感謝

上白石さんと甲本さんにVTRでメッセージを寄せたのは、安子の兄・算太を演じる濱田岳さん。

濱田さんにとって印象深かったのが、出征した算太の安否を心配していた金太が夢の中で算太と再会するも、ナレーションで「金太が亡くなっているという知らせが入ったのは、その翌朝の事でした」と告げられ、視聴者の涙を誘った劇中の名シーン。

このシーンについて、濱田さんは「そういうシーン特有の緊張感というか、すごくねそういうのってそういう空気に触れる事って、なかなかないんですけど、触れられるとすごくぞくぞくして」とコメント。

続けて、「あのお父ちゃんを見てたら、自然と涙を拭いてあげたくなるような。それはト書きにもないし、ト書きにない世界に連れていってもらったなと思います」と感情が揺さぶられるものがあった事を明かします。

また、「すごく楽しくお芝居ができてる実感があったので…。やっぱりそれはもう甲本さんが空気を出して、みんなをあの世界に引っ張っていってくれたなってすごく思いますね」と甲本さんへの感謝を伝えました。

■甲本、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』金太の衝撃的な最期に「自分自身が一番…」

VTR終了後、話を振られた甲本さんは、「やっぱり自分の事というか、娘とか息子を見るみたいに算太を見ていたのであのシーンは会えた喜びというのは、たまらんもんがありましたね」とコメント。

一方で、上白石さんも「台本を読んでビックリしました。『どういうこと?』って何回も読んで」と、衝撃的な展開に驚いた事を明かします。

甲本さんも「自分自身が一番、『嘘!?』って」と上白石さんと同じように驚いたとのこと。

そんな甲本さんは、「ちょっと待って、これはちょっと置いて読まんようにしようって。それを読んでしまうと、そこに向かってしまうんですよ。悲しみに向かっちゃうんですよ。人間は元気に生きていかなきゃいけない。安子と手を取ってでも頑張っていくぞというところも見せないといけないから、しばらくふせてました」と、あえて台本を読まないようにしていた事を明かしました。

今回の放送にはネット上で、「今日の土スタ最高だな!金太最期のシーン観てまた涙してしまった」「金太の最期のシーンは今見ても泣いてしまう。本当に甲本さんと濱田さん素晴らしかった」「金太の最期…涙なくしては観られない岡山メンバー最高」などのコメントが上がっています。

金太の衝撃的な最期について、台本を読んで先の展開を知っていた甲本さんが感情が引っ張られないようにあえて台本をふせていたと話したのが印象的でしたね。

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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