11月24日の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)では、「落とし穴に落ちたのに一向にネタばらしが来ないまま日が暮れたら正気じゃいられない説」と題した検証を実施。お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘さんの奮闘が話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■「水ダウ」落とし穴ドッキリに反響
明日24日「水曜日のダウンタウン」の放送は・・・「落とし穴に落ちたのに一向にネタばらしが来ないまま日が暮れたら正気じゃいられない説」深さ3m超えの自力脱出不可能な穴を使用して…芸人たちに超過酷ドッキリ#水曜日のダウンタウン #tbs pic.twitter.com/XhAgcoa192
— 水曜日のダウンタウン (@wed_downtown) November 23, 2021
偽の「宝探しロケ」に呼び出された尾形さんは、14時に落とし穴に落ちて今回の説の検証がスタート。
通常の落とし穴は2m弱との事ですが、今回は自力では絶対上がれない深さ3.3mの落とし穴を用意。
落とし穴の常連の尾形さんも「滞空時間すごいぞこれ!」と通常よりも深い穴に驚きの声をあげます。
この時点では通常の落とし穴ドッキリなのか、トラブルなのかわからない状態だったのですが、トラブルだと思わすために、14時10分に「宝探しロケ」が普通に開始。
14時40分には「宝探しロケ」が終了し、現地解散のアナウンスが流れ、焦りが隠せなくなった尾形さんは、「スタッフさん! ここにいます! パンサー尾形です! 落とし穴落ちてます!」と呼びかけます。
14時55分にはスタッフの車が立ち去る音を響かせると、尾形さんは「忘れてんの? 忘れてるとしたら番組ヤバイよ!」と絶叫。
さらに、尾形さんはスタッフが仕込んでいた「キングオブチェアー」の2010年12月3日収録用の紙を発見。
仕込みが成功して、尾形さんは「ドッキリじゃないって事? こういうやつって事? 偶然落ちちゃったって事なの?」とドッキリではなくトラブルが起きた確信します。
■尾形の奮闘に感動の声
自力で脱出する事を決意した尾形さんは、着用した衣服を脱ぎ繋ぎ合わせひも状にして、それを穴下から5mのロープに引っかける作戦を決行。
何度も失敗するも、27回目にして地上のロープにヘルメットが引っ掛かるも、ヘルメットが外れ落下。
その後、2時間以上同じ事を繰り返し続けた結果、尾形さんはついに引っかけたロープを手繰り寄せることに成功します。
これで後はそのロープを使って地上に上がれば脱出のはずが、ロープがちぎれ絶望する尾形さん。
それでも、諦めない尾形さんはヘルメットとロープを繋ぎ新アイテムを作成し、それを地上のワイヤーに引っ掛ける作戦を決行することに。
しかし、細いロープに全体重がかかり、手足に激しい痛みを感じる事もあり断念。
作戦変更を余儀なくされた尾形さんはポーチのチャックをマイナスドライバーの代用にし、壁からネジを取り出し、防護用のシートを切り裂き、中の発泡スチロールに穴を開け足場を作成。
この足場とロープを併用して脱出する作戦に切り替えた尾形さんは、最終的に落下から7時間12分をかけて地上に生還。
VTRを見たパネラーの劇団ひとりさんは、「『ショーシャンクの空に』を見てるみたいな。日本中が尾形から勇気をもらった」と尾形さんの奮闘を大絶賛しました。
今回の放送にはネット上で、「水ダウ見て尾形の凄さに朝から感動と勇気貰った気がする」「水ダウの尾形に勇気貰ったわ。メンタル強い人本当に尊敬する」「尾形さんかっこいい!!これは国民に勇気を与えたと思いますよ!本当にお疲れ様でした!!」などのコメントが上がっています。
ひとりさんが名作映画に例えたとおり、尾形さんが絶対不可能な状況から脱出を試みるヒーローに見えて感動的でしたね。
【番組情報】
水曜日のダウンタウン
https://tver.jp/corner/f0089856
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)