西島秀俊「洗濯機がなかったので」下積み時代に通い詰めた思い出の定食屋を明かす

投稿日:2021/11/06 9:27 更新日:

11月5日に更新されたYouTubeチャンネル「東京カレンダー」に、俳優の西島秀俊さんが登場。下積み時代に通い詰めていたという"思い出のレストラン"について語るシーンがありました。

西島秀俊

(画像:時事通信フォト)

■西島「洗濯機がなかったので」下積み時代に通い詰めた思い出の定食屋を明かす

初めての一人暮らしは、東京都の中野新橋だったと言う西島さん。

そこには、『三好弥』という定食屋があったのだそうです。

「そこはものすごく、とにかく食事っていったら、そこに行って食べて」と、一人暮らしをしていた頃の食事はほとんどその『三好弥』でとっていたと言う西島さん。

最初はカウンター席のみの店舗だったそうですが、後に道路を挟んだ反対側に、テーブル席も設置された店舗もできたのだと言います。

さらに西島さんは、「洗濯機がなかったので、コインランドリーに洗濯物を入れて、そこ(三好弥)で食べて」と、サラッと自宅に洗濯機がなかったことを告白。

当時、すでにテレビドラマ『あすなろ白書』(1993年)に出演していたにもかかわらず、コインランドリーを使っていたことを明かしていました。

また、西島さんがドラマ出演していることを定食屋の定員が知っていたこともあり、「『(ドラマ)見てるよ』って言っていただけることもあったんですけども」と、声をかけてもらったこともあったそうです。

「そこでいっつも、とにかく定食食べて、(店主の)お父さんお母さんと、まぁちょっと話しながら過ごして」と、当時のことを懐かしそうに振り返る西島さんでした。

■「夢だけ持ってる若い男女に優しい街」西島、中野新橋での思い出語る

また、「やっぱり中野新橋って、たけし軍団さんとかたくさん住んでらっしゃったし、芸人さんとか、まぁ若い俳優がたくさん住んでたんですよね」と、自身が一人暮らしをしていた時の頃を思い出しながら語った西島さん。

「だから、まぁほんとにこう夢だけ持ってる若い男女に優しい街で、優しい定食屋さんで、僕にとっては思い出の定食屋さんです」と、優しい表情で語っていました。

「僕は大体あの、肉野菜炒め定食と納豆と卵とか食べてましたけど」と、当時食べていたメニューまで鮮明に明かしていた西島さん。

現在この定食屋は閉店しているそうで、寂しげな表情も伺えました。

■西島、当時の仲間との思い出もこの『三好弥』で

当時、ウォーキング・スタッフという劇団の稽古に混ざっていたという西島さんは、その劇団の俳優たちとも定食屋に行くこともあったのだと言います。

西島さんは、「演出の和田さんって人がすごく怖かったので。めちゃくちゃ怖い人だったんで、『怖いよね』って話とか」と、定食屋で演出家の和田憲明さんの話をしたことを暴露。

さらに、「『全然わかんないんだよな。全然うまくいかないな』とか、そういう話をしてました」「なんか、役が誰かが決まったって言ったら『いやー良かったね!』ってなんか喜んだりとか」と、当時の仲間との集いもこの定食屋だったのだと語っていました。

他にも動画内では、西島さんがキャンプ道具を購入した話や、昔一人で山登りをしていた話なども語られました。

今や超人気俳優の西島さんの自宅に洗濯機がなかったと言う過去は驚きでしたね。

下積み時代に通い詰めた定食屋での思い出が、今の西島さんを作り上げているのかもしれませんね。

【番組情報】
東京カレンダー
https://youtu.be/pmUGak6fVUM

(文:椎七みつばち/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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