毎週火曜日深夜1時から放送のラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)。9月28日の放送では、他人からの傷つく言葉に対して「スルーする」ことの難しさを語る場面がありました。
(画像:時事通信フォト)
■星野と荻上のトークに反響
今夜の #星野源ANN のメールテーマは「私、実は○○なんです」。AD落合くんを始め、皆さんの秘密がどんどん明らかに…!
そして、今夜は箱番組「石井玄のピカピカRADIO」をOA!
真っ直ぐにリスナー&野上くんの質問に答えてくれたひかるちゃんでした!今夜の放送はこちら↓https://t.co/odxE5Dj8op pic.twitter.com/RtK59xiSVP
— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) September 28, 2021
先週の放送で、評論家・荻上チキさんをゲストに招き、熱いトークを繰り広げていた星野さん。
そのため、今週の放送ではリスナーから「『有名人だからといって、おもちゃにされて傷つかない人はいないという』お話が胸に刺さって、何度も聞き返しました」との感想メールが届いていました。
このリスナーも人前に立つ仕事をしているようで、他人から「悪意を向けてもいい存在」という扱いをされてしまうことがあるのだとか。
同僚から「受け流すべき」と言われても受け流せずに悩んでいたそうで、メールには「お二人の話を聞いて『傷ついている、と言っていいんだ』と言ってもらえたようで涙が出ました」と綴られていました。
■「実際に傷はつくんです」星野、他人の悪意をスルーしない理由明かす
リスナーのメールを読み終えると、星野さんは「世の中にはいろんな人がいて、何言われても傷つかないって人もいるんだと思うんですよね。ちょっと傷ついたとか、そこは傷つかなかったとか、いろいろあると思うんです。全部傷つく人もいるし」とコメント。
続けて、「僕はわりと傷つくタイプで。なんていうんだろうな…周りは『愛があってのことだから!』とか『こんなこと、いちいち気にしてもしょうがないから受け流した方がいいよ。スルーした方がいいよ』って言うじゃない?」と周囲に問いかけます。
この「スルーした方がいい」というアドバイスに対し、星野さんは「いや、スルーはできるのよ? やろうと思えば。スルーは出来るし、傷ついてないフリをしようと思えば出来るけど、実際に傷はつくんです。その傷をつけることは止められないんです」と自身の考えを告白。
自分が傷つく範囲を理解するために、「自分はどういうタイプなのかっていうのを考えてみるのが、すごく良いことなのかなって思います」と語りました。
■星野の話に「グッときた」の声
ネット上では、番組を聞いたリスナーから「スルーはできるけど傷はつく、グッときた」「傷が深い程に傷つかないふりをしがちなんだよね…」「本当にそうだなって刺さったし無意識にやっちゃっていないか気をつけたい」などの声が上がりました。
いつもより少しだけ力強い声で、この話をしてくれた星野さん。
スルーしたとしても「実際に傷はつく」という星野さんの言葉に、ハッとさせられたリスナーも多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
星野源のオールナイトニッポン
https://radiko.jp/#!/ts/LFR/20210929010000
(文:藤峰あき/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)