9月28日、最終回を迎えたトークバラエティ番組「ウチのガヤがすみません！」（日本テレビ系）。様々な芸人やゲストを迎え、特番時代から数えて約６年という放送期間を経て、その歴史に惜しまれながらもピリオドが打たれました。
（画像：時事）
■山添の消し去りたい過去とは？
放送開始から4年半。
番組を支えてくれた全ての芸人さん、視聴者の皆様本当にありがとうございました！ヒロミさん後藤さんのもと、ガヤから生まれたスターたち…ガヤを愛するスタッフは、芸人の背中を永遠に押し続けます！
沢山愛して頂けた幸せな番組です。絶対またお会いしましょう！#ウチガヤ pic.twitter.com/k6JbRIlmZ0
— ウチのガヤがすみません！公式 (@uchinogaya_ntv) September 28, 2021
今回は、番組を彩った21組のガヤ芸人たちが集結し、リモートも交えながらスタート。
そんな最終回の企画は、『ヒロミ＆後藤におもてなし！ウチのガヤが最後まですみませんSP』と題し、ガヤ芸人が手書きのフリップを手に様々なおもてなしをしました。
その中で、相席スタート・山﨑ケイさんは、相方の山添寛さんについて「この番組で一番成長させていただいたと言っても過言ではないのが、山添じゃないかと」と、これまでの山添さんの成長をまとめたVTRを紹介。
VTRの中では、いつも目立ってしまう山﨑さんの影に隠れていた山添さんが、ヒロミさんやフットボールアワー・後藤輝基さんのいじりのおかげで徐々に見せ場が増え、最後は自身のコーナーまで持てる様になったことが映っており、ガヤ芸人からは「ちゃんとしてんなー」「泣いちゃうじゃん」との声も飛んでいました。
しかしそんな山添さんには、収録テープごと消し去りたい黒歴史があるというのです。
それは、2020年放送された、初挑戦のパフォーマンスを猛練習し、その結果をスタジオで披露するといった『かくし芸大会』の放送回でのこと。
山添さんは、ブレイクダンスのウインドミルに挑戦したのですが、2週間の練習の結果を出すことができず、大スベリで終わってしまったのです。
■「みんなの愛を裏切ったダンスだった！」山添、マネージャーとスタッフの計らいが仇となり…？
当時のことを思い返し、再び落ち込む山添さんでしたが、実はこの日の収録にはちょっとした裏話があったというのです。
実はこの日の収録は、他のガヤ芸人のかくし芸が盛り上がり、収録時間が大幅に伸びてしまっていたのだそうです。
そんな中スタッフから、収録時間の関係で自身のかくし芸の時間がカットになることを知らされていたという山添さん。
2週間の猛練習でもウインドミルを習得できなかった山添さんは、カットを聞き内心ホッとしていたそう。
しかしなんと、山添さんの頑張りを見ていたマネージャーからの申し出で、番組の最後に山添さんのかくし芸を披露する時間を何とか設けてもらっていたのです。
収録時間が押していたにも関わらず、マネージャーとスタッフの粋な計らいによって披露する場を設けてもらった山添さん。
しかしその結果は悲惨なものに終わってしまい、「無理矢理ねじ込んでくれはった、みんなの愛を裏切ったダンスだった！」と、悔しさを滲ませていました。
この裏話にスタジオメンバーは大爆笑。
ネット上でも、「みんなの愛が起こした悲劇www」「放送事故wwwやめたってwww」「山添さんの黒歴史好きよwww」と、山添さんのまさかの結果に視聴者も大爆笑だったようでした。
■『ウチガヤ』最終回でヒロミ「まぁまぁいろんなことやりましたけど」最後のリクエストに後藤の返しが上手すぎる！？
番組の最後には、「『（ウチ）ガヤ』は、まぁまぁいろんなことやりましたけど、やっぱ象徴的なのはこれじゃないかなっていうので」というヒロミさんからのリクエストで、『ウチガヤ』恒例企画『3万ボルトビリビリ棒』を行いました。
これは、一人が電流が流れる棒を囲んだ輪っかを持ち、棒に触れないように輪っかを進めていくというゲーム。輪っかが棒に触れると電流が流れ、最後は紐で繋がれた全ガヤ芸人も一緒にビリビリしてしまうという企画です。
ヒロミさんは、「皆さんね、（特番から）6年間ありがとうございました！ 若い衆たちは、こっからがんばんだよ！」と、ガヤ芸人たちに一言添えてからビリビリ棒に挑み、最後は全員で感電してスタジオは大騒ぎ。
後藤さんは、「（手の痛みより）番組が終わる心の痛みの方がすごいけどね！」と決めゼリフを言い放ち、「上手いこと言う！」「見事！」と歓声を浴び、「またお会い出来ましたらお会いしましょう！さよならー！」と、笑顔で手を振っていました。
ネット上では、「みんなで電流食らうの愛...すっき」「最後まで騒がしくて最高だな。愛あるいい番組」「最終回、寂しいなぁ。毎週楽しみにしてた番組が終わっちゃう。復活願って待ってます！！」と、視聴者からも大満足の声が上がっていました。
最後は全員で感電して終わるという、『ウチガヤ』らしい締めくくりとなりましたね。
またどこかで特番として復活を願う声もあり、本当に視聴者から愛されていた番組だったことを感じられた最終回となったのではないでしょうか。
【番組情報】
ウチのガヤがすみません！
https://tver.jp/corner/f0084774
（文：椎七みつばち／編：おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部）