毎週火曜日放送のトークバラエティー番組「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)。9月7日の放送では、『最強せっかち軍団vsのんびり芸能人SP』と題し、芸能界のせっかちさんとのんびりさんが集結し、トークに花を咲かせました。
■せっかちヴァイオリニスト・千住、新幹線にイライラ!?「走って家に帰りたい」
#さんま御殿
9月7日火曜よる8時は
せっかち🆚のんびり当御殿の主人🦖も
かなりのせっかちですが
別所哲也さん&千住真理子さん
の前では普通の人に見えます😅#王林 #大久保佳代子 #菊池桃子 #後藤拓実#小日向ゆか #島崎遥香#千住真理子 #田辺智加 #浪川大輔 #藤本美貴#別所哲也 #守屋麗奈 pic.twitter.com/A7VDcYcrvA— さんま御殿【日テレ公式】 (@sanmagoten_ntv) September 1, 2021
今回初登場のヴァイオリニスト・千住真理子さんは、せっかち軍団の一人。
明石家さんまさんは、「ヴァイオリンなんてせっかちでいいんですか?」と、自身のイメージとはかけ離れた印象があったようで、素朴な疑問をぶつけました。
千住さんの場合は、自分がステージに立つと時間が普通に過ぎていき、ひとたびステージを降りると全て早回しで進めたくなってしまうのだというのです。
移動の際も、必ずエレベーターではなく階段を使用するという千住さん。
そんなせっかち屋な千住さんは、演奏旅行で地方へ行き新幹線に乗った際に、左右どちらのドアが開くのかを到着まで案内されないことに苛立ってしまうのだと告白しました。
千住さんの理想としては、目的地に着く前に開くドアの前で待機し、「誰よりも早く、ドアが開いたら走って家に帰りたい」のだと言うのです。
一刻も早く帰宅したいという千住さんに、「家に何が待ってんの!?」と質問したさんまさん。
すると千住さんは「5分でも10分でも早く帰ると、次の仕事がどんどん出来る」と、楽譜の整理や翌日の曲のチェック、さらには練習時間にも当てられると語ります。
さらに「後で『あの時にちょっと練習しといてよかったな』っていうことが、ステージの上であるんですよ」と、その時の5分間の練習に救われたこともあるのだと明かし、さんまさんや他のゲストたちを感心させていました。
■千住が明かした、5分刻みのストイック私生活!ヴァイオリンとの出会いで生活激変!?
そんな千住さんは、無駄な時間を過ごさぬように生活し、日々要領よく人生を生きていると感じているのだと言います。
そのため、私生活においても5分刻みで1日のプランを立てながら生活しているという千住さん。
食事もだいたい5分ほどで済ませてしまうという千住さんの発言に、開いた口が塞がらないゲストの姿もありました。
そんな千住さんの驚愕の私生活に興味を示したさんまさんは、「ボーイフレンドとかと過ごす時間も大事ですよね?」と、さらに切り込んだ質問をしますが、これにも千住さんは「いらないです」と即答。
「ヴァイオリン弾きとして生まれて来たからには、この人生はもうこれで…」と、今の人生に満足している様子の千住さんの言葉に、さんまさんは「うーわ! ストイックやなぁ!」と感心していました。
さらに千住さんは、「こういうふうにせっかちになったのは、今のストラディバリウスに巡り会ってからなんです」と、世界最高峰のヴァイオリンとの出会いが、私生活までも変えてしまったのだと激白。
これにはさんまさんも「うーわ! カッコええなぁ!」と再び声を上げていました。
ネット上では、「要領よく生きたい気持ちもわかる!!けど5分刻みはすごいww」「ストイックすぎて凄すぎる」「千住さんのせっかちっぷりは狂気の域だけど物事を極めるってそういうことなのかな」と、視聴者も千住さんのストイックすぎる私生活に、目を丸くしていたようでした。
■さんま、のんびり屋の後藤に助言するも…
千住さんのせっかちでストイックな私生活エピソードを聞いたさんまさんは、のんびり芸能人の四千頭身・後藤拓実さんに「後藤、お前しっかり笑いもそう考えろ!」と話を振ります。
すると後藤さんは、「こんな話されたら俺こんなのんびり生きてていいのかなって…」と、少し不安げな様子。
その様子を悟ったさんまさんは、「あぁ、でも(千住さんは)ストラディバリウスに出会うまでやから、お前もええ相方に出会うまでや!」とフォローを入れますが、「えっ、(いい相方に)今出会えてないんですか?」と、さらに後藤さんの不安を煽る結果になってしまい、スタジオの笑いを誘っていました。
ネット上では「後藤くんはのんびりしてていいんですよ」「四千頭身の後藤さんがのんびり派ってなんか納得な感じする(笑)」と、千住さんとは打って変わってのんびりと発言する後藤さんに、ほっこりしたという声が上がっていました。
ストラディバリウスとの出会いが自分の生活スタイルを変えたという千住さんの発言は、なんとも音楽家らしくカッコいいものでしたね。
話を聞いて自分の人生に焦りを感じてしまったという後藤さんに、癒された視聴者もいたのではないでしょうか。
(文:椎七みつばち)