8月12日放送の「アナザースカイ」(日本テレビ系)では、「ゴッドタン」(テレビ東京)や「あちこちオードリー」(テレビ東京系)などの人気番組を手がける、テレビプロデューサーの佐久間宣行さんが出演。東京03との出会いを明かし、話題を集めました。
■佐久間、東京03は「見つけたというか出会ったっていう感じ」無名時代の運命的な出会いを明かす!
ガチガチです。
よろしくお願いします!https://t.co/U04kHN4rgx— 佐久間宣行 (@nobrock) August 6, 2021
佐久間さんは、3月に長年務めてきたテレビ東京を退社したことが話題を集めました。
テレビ東京時代、先輩・伊藤隆行さんから「ネタ見せ番組をやっていいよ」と伝えられた佐久間さん。
ギャラの高いスター芸人ではなく、これからも売れる可能性のある若手芸人をオーディションすることになります。
当時を振り返った佐久間さんは、「そのオーディションで僕が通したのが、おぎやはぎと劇団ひとりです。こんなに長い付き合いになるとは思わなかったですけど、その頃に芸人さんと知り合えたから、僕が今お笑い番組やるってのはあります」とコメント。
今でも寝る間を惜しんで週1回は劇場に足を運ぶという佐久間さんは、収容人数130人の小劇場、恵比寿・エコー劇場を訪問。
佐久間さんによると、「東京03めちゃくちゃ面白かったですね。2回目の単独ライブとは思えないくらい全コント出来上がってたな」と、まだ売れっ子になる前の東京03のネタを見ていたとのこと。
また、「まずめっちゃくちゃ面白かったんですけど、それと同時に『こんなに面白いのに無名』なんだと思って。僕、自身もコントやりたかったから『やらせください』っていう風にいつでも出せるようにしてましたね企画書は」と、東京03のために企画書を用意していたことを明かします。
「『コントオブ東京』っていう、東京03のシチュエーションコメディみたいな企画書書いて持っていってたんですけど、全くどこにも引っかからなかったですね。誰にも通らなかった」と語り、苦笑い。
一方で、番組MCの今田耕司さんが「それでいうと全員そうですもんね。さんまさんもみんな…ダウンタウンさんもキャパ120とか、まさにあの劇場が埋まってなかったですもん。それを見て、見つけたっていう」と問いかけると、佐久間さんは「はい! 僕は見つけたというか、出会ったっていう感じですね」と、東京03との出会いについて本音を打ち明けます。
■東京03が佐久間にメッセージ
そんな佐久間さんに、東京03飯塚悟志さん、豊本明長さん、角田晃広さんがメッセージを寄せました。
佐久間さんについて、飯塚さんは「本当にお世話になってます。もう恩人ですね!」とコメント。
角田さんは、「僕は酔っ払うと『お兄ちゃん』と呼ばさせてもらってますけど」と話すと、飯塚さんは「佐久間さんの方が年下ですよ!」と冷静にツッコミを入れます。
続けて、飯塚さんは「ずっと考えてるですもん。もう大丈夫だこれで、このコントはいけるだろう、みたいのがない。ずっと良くしようとしてる」とコメント。
すると、豊本さんも「もうちょっとこうしようとか、このボケ言ってよとか言われて、反応もあるし。だから言われた通りにしてればお笑いになるっていう信用はすごいある」と佐久間さんへの信頼を口にします。
また、飯塚さんは「色んなことに興味がある人だから寂しい時あるよね。『あぁ〜そっちコント番組やんのかぁ〜』みんな思ってると思うよ」と本音を吐露。
それでも、飯塚さんは「これからどんどんやりたいことがいっぱいある人だから全部叶えていくんでしょうね。我々が今お仕事いただけてるのは佐久間さんのおかげだと思ってるのでこれからもよろしくお願いします」と語りメッセージを締めくくりました。
今回の放送にはネット上で、「小舞台で出会った東京03やテレ東バラエティー黎明期に劇団ひとりとおぎやはぎと描いてたことを実現させるクリエイターとしての熱いところも見れて上がる」「佐久間さんも東京03も大好きな俺には永久保存版だわ」「劇団ひとり、バカリズム、東京03をのし上げた佐久間さんの先見の明だなぁ」などのコメントが上がっています。
売れない頃から知っている東京03のメッセージに、佐久間さんが「グッときちゃった!」と感動するシーンが印象的でした。
【番組情報】
アナザースカイ
https://tver.jp/corner/f0080856
(文:かんだがわのぞみ)