12月11日放送の「ねほりんぱほりん」(NHK Eテレ)に、自身を「元メンヘラ製造機」と呼ぶ女性が登場。「凪のお暇」(TBS系)の黒木華さん演じた大島凪、中村倫也さん演じた安良城ゴンをネタにした演出が話題を集めました。
「メンヘラ」を製造するマニュアルとは?
マミさん「自分に自信がなかったので、高校の時も好きな人いたんですけどアプローチできなくて。でもひとりになるのがイヤで。一緒にいてれくる人がいるなら絶対幸せだし。依存してくれるのが第1条件で第1優先事項です」#ねほりんぱほりん pic.twitter.com/WAAnQ7UY9a
— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) December 11, 2019
自らを"元メンヘラ製造機"と呼ぶ女性が登場したこの日の放送。
そもそも、"メンヘラ"を製造するという意味について尋ねると、女性は「意図的に付き合った人を私に依存してくれるように しむけること」と回答。
元々は自分に自信がなかったという女性によると、「一緒にいてくれる人がいるならそっちの方が 絶対幸せだし、良いかなと思って」と、メンヘラ製造機になったことを明かします。
付き合う男性については、「依存してくれるのが第一条件で第一優先事項」と、上記の条件が当てはまるのなら誰でも良いとのこと。
女性によると、メンヘラを製造するにあたって大きく3つの過程があるそうで、1つ目はひたすら相手に「おもてなし」をすること。
特に、女性は子育て本を読み漁り、「結果を褒めるな過程を褒めろ」という箇所を参考にして、その成果を得るまでの過程を評価することで、男性の自尊心をくすぐるようにしたそうです。
おもてなしから一転、冷たい態度に!完璧に自分に依存させるための仕上げ
メンヘラ製造過程の2つ目は、「相手を振り回す」こと。
女性は彼から連絡が来てもわざと無視することで、「いかに私を大事に思っていたかっていうことを相手に自覚させる。無視することで愛憎が入り交じった気持ちが私の方向に向くから、その分感情が強いんですよ。それを狙うんですよ」と、男性心理を繰るテクニックを解説。
最初は優しかったところを急に冷たくすることで、相手の自分への依存度を高める効果を狙っているようです。
女性が3つ目の過程として上げたのが、「肉体的に自分に依存させる」こと。
徹底的に男性が気持ち良くなる方法を調べ、それを夜のベッドで実践して彼を調教することで、完璧に自分に依存するように仕上げるそう。
女性は、「これが一生一緒に生きてくれる人を作るためのテクニック」とまとめていました。
完全に"凪とゴンさん"!?「ねほぱほ」メンヘラ製造機回の『凪のお暇』パロディーに"流石"の声!
この日の「ねほりんぱほりん」で反響が大きかったのが、「凪のお暇」へのオマージュ。
「ねほりんぱほりん」は顔出しNGがコンセプトの番組。そのため、ゲストが語る再現ドラマを人間ではなくブタの人形が演じますが、中村さんが演じた安良城ゴン風、黒木さん演じた大島風の人形が登場。
「凪のお暇」で、安良城ゴンはメンヘラ製造機と称され、大島はそんなゴンに依存してしまうというキャラクター。
また再現ドラマのBGMには、miwaさんが歌う「凪のお暇」の主題歌「リブート」や、ミオヤマザキの「メンヘラ」が使用されていました。
「凪のお暇」をネタにした演出には、「ミオヤマザキ流れて笑ったし凪のお暇パロもすごい…
流石」「ねほりんぱほりんメンヘラ特集で凪のお暇再現してるの笑った」「メンヘラの例えにまんまと凪のお暇使ってるww」などのコメントが上がっています。
メンヘラ製造機をテーマにした内容で、「凪のお暇」の凪とゴンのシーンをそのままパロディにしてしまう演出や、ミオヤマザキの「メンヘラ」をBGMに採用するところなど、エッジが効いていて最高だったのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)