「じゃあお前どうしたいんだ」中村倫也の暗黒期を救った恩人・ムロツヨシの言葉…

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10月23日放送の「A-Studio+」(TBS系)では、俳優の中村倫也さんがゲストとして登場。暗黒期があったことを明かし、話題を集めました。

(画像:時事)

■中村が朝ドラ「半分、青い。」の裏話を明かす

今回のゲストは、ドラマ「この恋あたためますか」(TBS系)に浅羽拓実役で出演中の中村さん。

動物好きの中村さんに、笑福亭鶴瓶さんは「『半分、青い。』(NHK/2018年)で猫乗せてたやん」と、連続テレビ小説「半分、青い。」で猫を乗せて登場した場面の話題を出します。

続けて、鶴瓶さんが「これね、ここのプロデューサー言うてたけど、ここへ乗せるっていう
出方っていうのは自分が考えたんやろ?」と質問。

すると、中村さんは「やっぱ登場で『何だろう?』って、ガッとつかまないといけないなって。僕の役、結構いい役って言ったらあれですけど…。ヒロインとヒロインの幼なじみの(佐藤)健が演じた律っていう役にとって、結構大事な役だったので、やっぱこう一瞬でつかめる何かが欲しいなって考えてて」と、猫を肩に乗せる登場の仕方は、自分で考えたアイデアだったとのこと。

また、中村さんは「この子猫まだ2カ月とかだったかな、乗せた時にかわいそうに見えたら
やめようって思ったんですけど、ちゃんと乗ってくれて、しかも、僕らの会話に芝居をしてくれたんですよ。目線をこう送って女の子が去ってくみたいなシーンだったんですけど、ちゃんと見送ってたんですよ」と撮影裏話を明かします。

そうしたこともあり、中村さんは「今の僕があんのはこのミレーヌちゃんのおかげです」と、猫のミレーヌちゃんに感謝することに。

■中村が暗黒期を語る

今では売れっ子の中村さんですが、若手時代を振り返り「僕らの多分、世代、若い頃は、若手イケメンブームみたいな、登竜門みたいなドラマがいっぱいある中で、どれにも出れず…。で、何かだんだん売れるとかじゃねえし、みたいになってった時期があったんすよ」と精神的に苦しい時期があったことを明かします。

続けて、中村さんは「例えば、原作小説とか好きで、この役やりたいって思ったのが、そういう同世代の人がやってたりして、この同世代と話すと台詞覚えるより、飲み行く方が好きみたいな子もいたりするわけじゃないですか、若い頃って…。そうなると『何で?』って思うんすよね。今、思えばそりゃあ役者だからって芝居だけで選ばれるわけじゃなく、商業的な意味もいっぱいある中で、当時の僕はそれが処理しきれなくて」と、暗黒期が訪れたことを告白。

■「じゃあお前どうしたいんだ」中村の暗黒期を救った恩人・ムロツヨシの言葉…

中村さんが暗黒期の自分を救ってくれた恩人として名前をあげたのが、俳優のムロツヨシさん。

ムロツヨシさんが開催していた舞台「muro式.4『xyz』」で共演した中村さんは、「もう10年ぐらい前なんすけど、僕のその暗黒期を(ムロツヨシさんが)しょっちゅう見てたんすよね。だんだんこいつ腐ってってんなっての、多分、見てたんすよ。で、24、25(歳)の時に、一緒に仕事してる時に飲み行こうっつって飲み行って、何か飲み行っても、そういう時代なんで、斜に構えた腐ったことばっか言ってて」と、当時の記憶を回顧。

続けて、中村さんは「ムロさんがこう、トンと飲んでたグラスを置いて、じゃあお前どうしたいんだと。お前は何がしたくて、何になりたくてそのために今何ができて、何してんのって言われた時に、答えらんなくなってる自分がいたんすよ」とその時、ムロツヨシさんに言われた言葉を紹介。

その時のムロさんの言葉について、「多分、デビューした頃はこんなふうになりたいとか、いっぱいこうあったんすけど、だんだんそういうのを経験して、答えらんなくなってる自分を突きつけられたんすよね。言い返せない自分が悔しくて、その日すごいケンカしたんすけど、そっから家に帰って、これは答えられるようになんなきゃできねえな」と、自分を見つめなすきっかけになったことを明かします。

ムロツヨシさんの言葉に奮起した中村さんは、「今後って思って、一生懸命考えて、やっぱ面白いもの作りたくて、面白い役者になりたい、そのためにはやっぱ逃げずに売れることも考えなきゃいけないし、っていうのを考えて…。ムロさん呼んで、こう思った、だから頑張るわ、みたいな。それを経てだんだん暗黒期から抜けてったんすよね」と、暗黒期から抜けることに成功したそう。

■中村出演の「A-Studio+」に反響

今回の放送にはネット上で、「同じく腐ったり苦労した先輩の愛が沢山で泣きそうになった。ムロさんありがとう!!最後の鶴瓶さんの語りもグッとくる。さすが」「すごく良かったぁぁ!!
ムロさんの話してる時、声が震えてたよね。辛い暗黒時代を乗り越えて今の彼がいる。素晴らしい先輩方との出会いにも恵まれて。役者続けてきて良かったね」「ムロさんの好感度が上がるから、名前を出したくない中村倫也くん。爆笑」などのコメントが上がっています。

腐っていた時に、ムロツヨシさんの言葉で奮起できたという中村さんの話に感動した方が多かったようです。

また、ムロツヨシさん本人も、本広克行監督に同じようなことを言われたと明かし、その後、「だけどそこで離れてったり、落ち込んだりじゃなく反発したやつがやっぱ残るみたいなこと言ってくれて」という言葉を中村さんに伝えていたとのことでした。

(文:かんだがわのぞみ)

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