5月13日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)では、ゲストとして森山直太朗さんが登場。森山さんは、話題の「最悪な春」の朗読を安藤サクラさんに依頼した理由を明かし話題を集めました。
(画像:時事)
■森山、コロナ禍を歌った『最悪な春』朗読に安藤の生活音が入ったテイクを採用
明日9時すぎ〜、
エンタメコーナー「#SHOWCASE」今年デビュー20周年を迎える森山直太朗が生出演✨コロナ禍で迎えた春を歌った話題曲「最悪な春」を生歌披露🎵
5月のマンスリーMC ピアニスト清塚信也が、森山さんの名曲の数々を徹底解説!#森山直太郎#最悪な春#清塚信也#スッキリ pic.twitter.com/sokFkdYGDy
— スッキリ(日本テレビ) (@ntv_sukkiri) May 12, 2021
ピアニストの清塚信也さんが5月のマンスリーMCを務めるコーナー「SHOWCASE」に、今回ゲストとして登場したのが森山さん。
そんな森山さんというと、コロナ禍の中で迎えた春を歌った楽曲「最悪な春」が話題を集めています。
2020年5月に配信リリースされた「最悪な春」。
その後、2021年3月17日に発売されたシングルCD、また4月に公開されたMVの中で歌詞の朗読を担当しているのが、かねてから森山さんと親交のある女優・安藤さん。
インタビューに応じた安藤さんは、「直太朗さんとは3年ぐらい前に初めてお会いして、今は夫婦共にお世話になっております」とコメント。
安藤さんによると、「どういう風な朗読がいいのかっていうのはすごい悩んで、とにかく1週間色んな場所に行って。自分の生活の中に、日常の中で、朗読を自分の電話機に吹き込んで、それを毎日送りつけるみたいなやり方をしていました」と、朗読は試行錯誤の連続だったとのこと。
「最終的に採用されたのが、ここ自宅なんですけど、庭でゴロンとなりながら録った、色んな生活音とかも入ったテイクが採用されています」と、自宅で録音されたものが最終的に選ばれた事を明かしました。
■森山が朗読に安藤を採用した理由「ピンときた」
一方で、清塚さんが森山さんに、朗読を安藤さんに依頼した理由を尋ねると、「今回、CDシングルになったんですけど、その際、朗読を付け加えたいねということになって。僕もしようかなと思ったんですけど、このCDじゃなきゃできないことってことで、サクラちゃんにちょっと朗読してもらいたいなと思って。ダメもとでお願いしたらいいですよってことで」との答えが。
また、極楽とんぼ・加藤浩次さんが「なんで安藤サクラちゃんだったんですか?」と問いかけると、森山さんは「ピンと来たんです。サクラちゃんしかいないなって」と、直感で安藤さんを選んだ事を打ち明けます。
加藤さんが、「歌にしないで朗読が必要ってのは意味はあるんですか?」と問いかけると、森山さんは「この曲って、一緒に作った御徒町(凧)がまずポエムとして書いたもので。僕もインスタライブとかで、去年の緊急事態宣言中にできて歌い出したんだけど、その時も朗読してから何か曲に行くっていう」と、曲の制作過程を説明。
さらに森山さんは、「朗読と歌っていうのが、一つっていう考え方で、歌ってどうしても一つ景色を限定してしまったりもするんですけれども、朗読っていうのはそれぞれだったりとかするから。よりリアリティーを感じてほしいなっていう事でそうなりました」と、朗読へのこだわりを明かしました。
今回の放送にはネット上で、「森山直太朗さんと安藤サクラさんのコラボとか最高」「森山直太朗さんと安藤サクラさんの最悪な春、相性が良くて好き」「朗読で歌の良さを出したかったのは斬新やなぁ、直太朗さん 朗読と歌はひとつ!深いなぁ」などのコメントが上がっています。
森山さんが詞の朗読にこだわった理由から、とてもアーティストらしさを感じたようです。
また、今回番組で加藤さんが行った朗読も、心に沁みたという方が多かったのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)