『M-1』優勝のミルクボーイ、賞金の使い道は…「後輩に金配りに行ったんよ」謙虚さに号泣する人続出!

投稿日:2020/06/20 11:06 更新日:

6月19日放送の「A-Studio+」(TBSテレビ系)では、お笑いコンビ・ミルクボーイが登場。ミルクボーイの2人はあえて東京に進出せずに、大阪に残る決断をした理由を語り、話題を集めました。

■ミルクボーイが東京に進出しない理由とは?

今回のゲストは、昨年の「M-1グランプリ」で史上最高得点でチャンピオンに輝いたミルクボーイ。

そんなミルクボーイの2人を知る人物として、MCのKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔さんは大学の落語研究会の後輩である、お笑いコンビ・ななまがりの2人と空気階段の鈴木もぐらさんを取材。

藤ヶ谷さんは取材の中で印象的だったエピソードとして、「結構色んなかっこいい話聞かしていただいて、東京に来たら収入の額が増える言われるけど、俺らはべつにその額は気にしてない、とにかく漫才を極めてたい。だから東京には行かないって」と、ミルクボーイのかっこいい話を紹介。

すると、駒場孝さんは「本当に漫才、やっぱNGKとか僕らも小ちゃい頃から見に行ってて、あそこで師匠として、ゆくゆくトリみたいな感じのポジションもかっこいいですし。それに憧れてやってきたので僕らは漫才…。せっかくこういうチャンピオンというポジションもいただいたので、大阪っていうのを選びました」と、あえて東京に進出せず大阪に残る決断をした理由を説明。

続けて藤ヶ谷さんは「このスタイルを変えなかったっていうのも皆さんやっぱかっこいい所だっていうふうにおっしゃっていました」とコメント。

また、笑福亭鶴瓶さんが「もらいましたやってたん?」と聞くと、ミルクボーイの2人は大学時代から「M-1」でも話題になった「いただきました」のフレーズは使っていた明かします。

この言葉を聞いた藤ヶ谷さんは「『M-1』優勝された時に『トロフィーいただきました!』っておっしゃってたのを皆さん、 もうすごい感動したって」と大学時代の後輩たちの言葉を紹介。

すると、内海崇さんは「バッチリ決まりましたねあれホンマに」と、駒場さんは「その日のためにやったみたいな」と語り、優勝を決めた瞬間の感動を口にします。

■『M-1』優勝のミルクボーイ、賞金の使い道は…「後輩に金配りに行ったんよ」謙虚さに号泣する人続出!

また、駒場さんの妻・ユキさんを取材した鶴瓶さんは、「ユキちゃん言ってたけど、あの『M-1』のお金をユキちゃんが車で運転して後輩に金配りに行ったんよ」とコメント。

すると、駒場さんは「今まで何もない頃もちろん、お金もなかったので、後輩とか結婚しました、子どもできましたって言われても、報告はしてくれるんですけど。そこでお祝い渡したいもんなんですけど、もちろんお金がないのでホンマにデカい声で『おめでとう! ちょっと次あんねん』って何もないのに逃げてたんですよ」と、優勝前はお金がなく後輩にお祝いができなかったことを明かします。

続けて、駒場さんは「それがホンマに嫌やなと思って、だからお金持ったらホンマに今まで全部さかのぼってあのお金お祝いできたらええなっていうのをホンマにずっと言うてたんですよ」と夫婦の会話を紹介。

そうした経緯もあって、ユキさんは奈良まで車を運転して賞金を配りに行ったそうで、鶴瓶さんもその人柄を絶賛しました。

ミルクボーイが出演した番組にはネット上で、「お二人の謙虚さにまた泣けて、もう今日どんだけ泣くねん」「おいおい泣いていたら眠れなくなってきた…芸人も品行方正であれとかは全然思わないけど、ミルクボーイいろんな人からの愛情にこたえようとしてるのが素敵な漫才師やわ」「M-1の賞金今まで後輩とかに渡せなかったご祝儀とかを奥さんと配ってまわったってすごいな素敵」などのコメントが上がっています。

ミルクボーイの駒場さんの奥様が賞金を後輩に配っていたというエピソードは感動的でしたね。また、漫才を極めたいから大阪に残るという決断も、漫才師としての美学を感じさせるものだったのではないでしょうか。

(文:かんだがわのぞみ)

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