1月5日、キングコング・梶原雄太さんのYouTubeチャンネル「カジサック KAJISAC」では、「M-1グランプリ2020」(ABCテレビ・テレビ朝日系)の審査員を務めたオール巨人さんをゲストに招き、M-1を総括する動画が公開されました。
(画像:時事)
■梶原と視聴者が熱望!巨人がM-1を斬る!
梶原さんのYouTubeチャンネルでは、これまでも巨人さんをゲストに、M-1の総括をしたことがあり、人気の企画となっています。
そして今回も視聴者の声を受けて、梶原さんが巨人さんに「ダメ元でオファーさせていただいた」ところ、見事来てくれることとなりました。
M-1の決勝に出場したコンビについて、巨人さんが順番に振り返っていきます。
■M-1審査員・巨人、マヂカルラブリー"漫才論争"に「進化とは思いません」総括が"凄い"と話題!
2020年のM-1王者・マヂカルラブリー。審査員だった巨人さんは、ファーストラウンドで88点を付けていました。
マヂカルラブリーは、ボケの野田クリスタルさんがほぼセリフなしでひたすら動きまくるというタイプのネタ。
巨人さんは自身のデビュー当時に触れ、「ラジオ(の出演)もめちゃめちゃ多かってん。マヂカルラブリー(のスタイルは)ラジオで無理でしょ」と、セリフなしで挑んだネタに絡めダメ出し。
これには梶原さんも大ウケで、巨人さんは、「もうちょっと漫才漫才してほしい」と思いを語りました。
また、「(ネタ中にマイクから離れた時の声は)僕らは微妙に聞こえてんけど、テレビの前の皆さんは聞こえてなかったらしいねん」と指摘。
続けて、「やっぱりピンマイク付けてあげなあかんね。でも、ピンマイク付けてあげる=コントに近いという形になる」と難しい表情。
そして、「これが変わっていくのは変わっていってもいいと思う。ただそれを進化とは思いません。変化やけども進化ではない。退化でもない」と締めくくりました。
これには梶原さんも、「深い。なるほど! 今のすごいお言葉ですね。わかりやすいです」と頷きます。
さらに、巨人さんは「これだけ漫才か漫才ではないかって言われるような笑いが沸騰するM-1すごいし」と統括し、マヂカルラブリーに対しても「本当に、優勝してこれから頑張って、いいお笑いのコンビになってもらいたい。本当にそれは心から思ってます」と前向きなエールで締めくくりました。
また、M-1の放送中にも「(審査員をするのは)これが最後」と発言していた巨人さん。
梶原さんは、「これは最後に、さすがに聞かせてください、師匠」と、真相について問い詰めます。
巨人さんは神妙な面持ちで、「(次回も審査員をやるかどうかは)全くわかりません」と答えたあと、「これね、ホンマにね、嘘やなしに、(島田)紳助に(審査員として)行ってくれ言うてん」と爆弾発言をして笑いを誘いました。
■巨人の総括に視聴者好感「納得できます」
巨人さんの「M-1グランプリ2020」総括に対し、ネット上では「巨人師匠の総括はすごく分かりやすいし、納得できます」「巨人師匠、漫才に真摯に向き合っててとても好感が持てました!」「巨人師匠もだけどカジサックの言葉使いが素晴らしくて引き出し方もやっぱ凄いなぁて改めて感じたなぁ」などの声があがり、好感度の高いコメントが上がりました。
巨人さんが漫才に対する熱い思いや、辛辣ながらもマヂカルラブリーを応援したい気持ちに、感動した人は多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
カジサックKAJISAC
https://www.youtube.com/watch?v=IS2_aPtvECM