6月3日放送の「TOKIOカケル」(フジテレビ系)に、女優の木村多江さんがゲスト出演。結婚して良かったことについて語り、話題を集めました。
(画像:時事)
■IMALUが木村にお悩み相談
今回は「教えて!オトナの女の正解スペシャル」と題して、悩みを抱える女性の自宅と中継を結び、木村さんとTOKIOのメンバーが真剣に応える企画を放送。
最初の相談者のIMALUさんは、30歳になって結婚の話をよく聞かれるようになったとのこと。
そこで、「ちゃんと籍を入れるべき」かそれとも「籍を入れず事実婚」でも良いのか木村さんにお悩み相談。
これに対して、木村さんは「籍を入れず事実婚」を選択すると、その理由について「どうしても 今、働く男性、女性、両方働いてるから、結婚という形は女性の負担が増える印象があるかな。どうしても女性の方が家のことやるべきとか、そういう思想がまだ日本にはたくさんあるので
そこはちょっとハードルかなっていう気はして」と解説。
また、木村さんは「後は名前を変えるのは本当に大変だった。もう全部、免許証からパスポートから…それが大変で、もしそれで離婚とかになったら、またそれやるのかみたいなことになるから。女性の負担っていうことが圧倒的に多い印象でした」と、自身の体験を踏まえて大変だったことをIMALUさんに伝えます。
■木村が語る結婚のメリットとは?「幸せになるために努力し続けないと」結婚観に共感の声!
女性から見て、結婚のマイナス面について語っていた木村さんに、TOKIO・国分太一さんが逆に結婚の良い所を尋ねます。
すると、木村さんは「人間って、歳重ねてくと、ちょっと傲慢さが出てきたりとか。大人になっちゃうと、周りの人が注意してくれないから。注意してくれる人、自分が傲慢にならないように謙虚になったり、寛大になったりすることを促してくれる人がいるっていうのは、すごく結婚のメリットだなっていう風に…」とコメント。
また、木村さんは「結婚したら幸せになれるっていうのはちょっと幻想なので。結婚しても幸せになるために努力し続けないと、やっぱりいけないなっていうのは感じます」と、幸せな家庭を作るための努力の必要性を訴えます。
この言葉を聞いたIMALUさんは、「木村さんのアドバイスが本当に素晴らしすぎて、占い師のように見えてきましたもん、途中から本当に。ありがとうございました」と感謝の言葉を伝えました。
今回の放送にはネット上で、「木村多江さんの答えが納得。結婚したら、自分を寛容にさせたり、傲慢にさせないような歯止めになる価値観の違うパートナーがいるっていうメリットもなるほどと」「結婚したから幸せになるわけではない、幸せになる努力は必要。そして家事は女性の負担が大きい。と、柔らかに話す木村多江さん…こんな女性になりたい」「『歳重ねると人は傲慢になるから、注意してくれる人が身近にいることで人は謙虚になれる』って話、感心した。素敵だよ〜木村さん」などのコメントが上がってくれます。
日本の状況を踏まえて事実婚もありとした上で、自分の悪い所を注意してくれる人がいるのが結婚のメリットと言う木村さんの言葉が素敵だったのではないでしょうか。
【番組情報】
TOKIOカケル
https://tver.jp/corner/f0052081
(文:かんだがわのぞみ)