加藤浩次「何言ってんだこのおっさん」プロデューサーに「勉強なんかしたくねぇからこの世界入ってんだよ」当時の狂犬っぷり明かす

投稿日:2021/05/29 12:23 更新日:

5月28日、東京カレンダーのYouTubeチャンネル「東京カレンダー」では、ゲストにお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次さんが登場。駆け出し時代のバーでのエピソードが話題になっています。

(画像:時事)

■加藤「何言ってんだこのおっさん」プロデューサーに「勉強なんかしたくねぇからこの世界入ってんだよ」当時の狂犬っぷり明かす

まだ芸人として駆け出しだった21~25歳頃、中目黒のバーでバイトしていた加藤さん。「そこがいちばん東京での思い出」だと語ります。

そのバーには、テレビ局のプロデューサーや芸能人など、芸能関係の客が多かったのだそう。

そこで加藤さんは、客だったあるドラマのプロデューサーに、「お前もっと勉強しないとダメだよ」と言われてしまいます。

当時21歳だった加藤さんは、「何だよ勉強って。高校卒業して勉強なんかしたくねぇからこの世界入ってんだよ」「何言ってんだこのおっさん」と思ったのだとか。

しかし、「『浩次、もっと勉強しないとダメだ』っていうふうに優しく言ってくれてたことの意味というのが、30過ぎくらいからですかね、ちょっとわかりだして」と、考えが変わったそう。

「勉強するっていうのは本当に大事なんだ」ということがわかったという加藤さん。

37歳から朝の情報番組の司会を務めることになり、「そこからは勉強の連続」とのこと。

「それを勉強って思うのか、楽しくできるのかは自分次第なので」「その言葉っていうのはすごく残ってて、今もそこ(勉強)を怠らないようにしてますね」と、当時のプロデューサーの言葉の大切さをしみじみ語りました。

■加藤「せっかく東京に出てきたんだから…」バーに勤めた経緯とは?

続いて、加藤さんが中目黒のバーで働き始めたきっかけの話に。

上京して初めて東横線に乗った時、電車から見える景色に都会を感じ、「せっかく東京に出てきたんだから、東横線沿線に住まないとダメだ」と思い、中目黒のアパートに住むことになったのだそう。

当時、加藤さんが住み始めたアパートは共同玄関、共同トイレ、風呂なしで3万2000円のアパートで、その下がバーになっていました。

そこで、相方の山本圭一さん、お笑いタレントの月亭方正さんと一緒にそのバーに飲みに行こうということになり、お金を出し合います。

ところが、「全員合わせて金いくらある? せーので出そうぜ」と言って出し合ったお金は、たったの1520円。そのバーではチャージ料金が1人約1000円で、それだけでも足りません。

しかし、その時対応してくれたバーのママの娘が、「もうあんたたち、上に住んだんだったらいいよ。一杯ずつ飲ませてあげる」と言ってお酒を出してくれたのだとか。

その時に、バイトさせてくれないかと頼み、後日ママと面接し、働くことになったのだそうです。

それから、加藤さんはバーのお客さんとしてやって来た芸能関係者たちと交流を持つようになるのでした。

■バーでのエピソードを語る加藤の姿に視聴者「かっこいい」

東京での大切な思い出として、中目黒のバーでのエピソードをなつかしそうに語った加藤さん。

ネット上では、「バーのエピソード、コミュ力が高すぎる」「加藤さんかっこいい」「この中目黒のBARにわざわざ行ったことあります」などの声が上がっています。

加藤さんの話しぶりから、バーでの思い出をとても大切にしていることが伝わりましたね。

芸人として成功しても、駆け出し時代の思い出を大切にしている加藤さんの姿はとても素敵だったのではないでしょうか。

【番組情報】
東京カレンダー
https://www.youtube.com/watch?v=4JrqXtdV_IY

(文:二木もなか)

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