アンタッチャブル・山崎弘也さんと柴田英嗣さん、サンドウィッチマン・伊達みきおさんと富澤たけしさんの4人がMCを務めるバラエティ番組「お笑い実力刃」(テレビ朝日系)。7月21日放送回では、ジャルジャルが出演。ネタの作り方やお笑い論を明かし、話題になりました
(画像:時事通信フォト)
■ジャルジャル、ネタ数は8,000本以上!
#お笑い実力刃💖
明日よる11時15分🤗✨唯一無二の天才コンビ #ジャルジャル SP🤩🌻
収録後の感想をお届け🥰即興コント、早着替えコント、異色漫才と盛り沢山でお届け🤣🔥
ジャルジャルの頭の中もすごかった‼️深堀りトークもお見逃しなく😊
豪華すぎて泣けてきます😭
涙腺コルク必須😭 pic.twitter.com/V5d4Z11sLy— 【公式】お笑い実力刃(じつりょくは) (@neta_sand) July 20, 2021
高校時代、ラグビー部で出会った後藤淳平さんと福徳秀介さんで2003年に結成されたジャルジャル。
2020年にはキングオブコントの王者に輝き、M-1グランプリでは過去に4度ファイナリストに進出した実力派です。
この番組ではそんな実力派芸人について、ファンから投稿された「切れ味鋭い質問」(通称:切れ味質問)を元に"お笑い"の真髄を紐解いていきます。
年に2回、単独ライブを行うために300本以上のネタを作っているという二人。
さらに自身の公式YouTubeチャンネルにも毎日ネタを投稿しており、その数は計8,000本に達しています。
そんな二人に対し、ファン歴12年だという視聴者から投稿されたのは、「そんなに沢山のネタどうやって作っているの?」という切れ味質問でした。
■「福徳見ると反応しちゃうのね」ジャルジャルが明かすネタの作り方に山崎も驚愕!
「ネタ作りはどっちがメイン? 本当に5対5くらいの感覚でやってる?」と尋ねる伊達さん。山崎さんも「そんな感じだよね、見てるとね」と頷きます。
福徳さんも頷きつつ、「でも僕ら、何故か人がいるとネタが作れなくて。本当に二人っきりじゃないとできない」と告白。
「座付き作家さんのメモとかも要らないの?」と山崎さんが訊くと、「いらないです」と即答します。
さらに柴田さんが「どこで作ってるの?」と質問すると、後藤さんは「マネージャーさんも来ないくらい早く(楽屋に)入ってネタを作る」と答えました。
この答えに伊達さんは、「常に考えているんでしょうね」と感心。
山崎さんは「職業病的に『毎日ネタを考えている』にならない?」と指摘します。
すると、後藤さんが「僕ら会わないとネタ作らないんで、個々でそれぞれで考えてるって事はない」と回答。
これに山崎さんは、「福徳見ると反応しちゃうのね。そういう体になってるんだ」と驚いていました。
福徳さんが、「高校の時からホンマにずっと二人で、休み時間は保健室でいつも即興コントみたいなのをずっとやってた」と明かすと、山崎さんは「才能と才能で付き合ってるみたい」とコメントし、スタジオを沸かせます。
続いて富澤さんが「どうやってネタを作るの?」と、質問。
後藤さんは「即興コントじゃないですけど、もうやっちゃうって感じ」だと明かします。
さらに伊達さんが「テーマだけ考えて?」と質問を重ねると、「テーマも伝えずに、相方が『いらっしゃいませ』って言ったら『あぁ、お客さんやんねや』って感じ」だと説明。
これに伊達さんは「すげぇな! ネタの作り方こんなに違うんですね、芸人て」と、驚いていました。
■幕間VTRは"ぼったくり"?ジャルジャルのストイック過ぎるお笑い論に伊達が悲鳴「やめて、この話!」
複数のキャラを演じ分ける「早着替えコント」を披露した二人に対し、「これがジャルジャルの真髄だよね」と指摘する伊達さん。
山崎さんや富澤さんも「テレビで見た事がない感じ」「着替え大変だよね」と驚いていました。
さらに伊達さんが「幕間VTRはないんだ?」と質問します。
幕間VTRとは、ライブのネタとネタの間で流れるVTRの事で、この間に着替えや場面の転換など次のネタの準備をするのが一般的ですが、ジャルジャルはこれを使用していません。
理由を問われると、福徳さんは「元々やってたんですけど」としつつ、「ある時、お客さんは生のジャルジャルを観に来てくれる訳やからな、それにお金を払ってくれてるから。ちょっとズルいのでは…」と、考えた事を説明します。
富澤さんは今まさに単独ライブツアーを開催中で、幕間VTRも使用している事を明かし、「『ズルい』って言われると、ちょっとどうしたら…」と、困惑。
伊達さんも「暗転して、幕出して、映像流して。後ろで着替えたり転換してるけど、その理由が成り立たなくなる。やめてもらっていいかな」とコメントし、笑いを誘っていました。
さらに福徳さんは、「チケット代を割る120分みたいして1分幾らかってなって。VTRが15分くらいだったら、これぼったくりやな」と、ストイックなお笑い論を展開。
これに伊達さんは「やめて、この話! ぼったくりじゃないって」と吠えていました。
■「圧巻すぎ」「1時間が一瞬」天才コント師ジャルジャルに絶賛の声続々!
今回の放送に対し、ネット上には「ジャルジャルのネタの作り方すごい。ネイティブのコント師やん(笑)」「1時間が一瞬やった、めっちゃ面白かった」「本当すごすぎ圧巻すぎ」など多くのコメントが上がっていました。
番組の最後、ジャルジャルの面白さについて「半年に(ネタを)150本作るから」だと総括した山崎さん。
即興でネタを作ってしまうという瞬発力もさることながら、半年に150本のネタ作りを毎年継続しているという点に驚いたという方も多かった様子。
また、幕間VTRを使わないというストイックなお笑い論も印象的でしたね。
改めて、ジャルジャルの二人が天才だと言われる事に納得したという方も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
お笑い実力刃
https://tver.jp/corner/f0078791
(文:こじこじ)