独自のヒーロー論に「救われた」の声…星野源「キレイ事に聞こえるかもしれないけど」自粛期間中に見えたこと

投稿日:2020/11/25 14:36 更新日:

毎週火曜日深夜1時から放送のラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)。11月24日の放送では、星野さんが「ヒーローだと思う人は誰ですか?」という質問について語り、話題となりました。

(画像:時事通信フォト)

■「GQ MEN OF THE YEAR 2020」受賞の星野にファンも祝福!


星野さんは、「GQ MEN OF THE YEAR 2020」のインスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞を受賞。その授賞式が、11月23日に行われていました。

これについて、リスナーからは数々の祝福メールが到着。

その中の1つに、外出自粛期間中に発表された星野さんの楽曲「うちで踊ろう」について、改めて「心のよりどころだった。毎日聞いたり、心の中で踊ったり、自分を鼓舞することができました」と感謝のメールが届きます。

嬉しいメールに、星野さんは「いや~、ありがたいですね」としみじみ。

続けて、授賞式で質問される予定だったという「ヒーローだと思う人は誰ですか?」との問いについて、「それをもし訊かれた時に、話そうかなって思っていたのが…」と語り始めました。

■独自のヒーロー論に「救われた」の声…星野「キレイ事に聞こえるかもしれないけど」自粛期間中に見えたこと

星野さんは、「今年のヒーローって、働いている人みんなっていうか。あの期間に、外に出なきゃいけなかった人」と自身の考えを告白。

多くの「休めない」職業の一例として、医療従事者やインフラ関係者、保育士、スーパーや食料を扱う方、ゴミ収集の方、宅配の方など、多くの職種を挙げます。

例に挙げた職業に携わる人々について、星野さんは「やっぱり、そういう人たちが、キレイ事に聞こえるかもしれないけど…マジでヒーローだと思うし。そういう人たちがいないと、その人たちの仕事が一つでも欠けると、生活出来ないんだってことがわかったじゃない?」とコメント。

外出自粛期間は「いろんな職業が見えた」と振り返り、「そういう人たちを、元気づけたりすることが出来る職業のひとつがエンタメなんじゃないかな、っていうのをこういうメールをもらう度にすごく思うし。自分の職業っていうのは、そういうものなのかな? っていうのをすごく思いました。改めて」と語りました。

■星野の語る「ヒーロー」に「全て救われた」の声

ネット上では、番組を聞いたリスナーから、「あの頃は世間が在宅なのになんで自分たちは外で働いてるんだろうって思ってたけど、源さんのヒーローだよで全て救われた」「自粛期間中に休めなかった人たちが今年のヒーローだと言ってくれる源さん。そういうところに心を寄せられる人だからこそ、皆から愛されるんだろうなぁ」「私にとっては星野源がヒーローだわ」などの声が上がりました。

「うちで踊ろう」というタイトルは、外に出ないといけない人たちを無視したくないという考えから、「家」ではなく、「心の中(内側)」という意味を含んだ「うち」という言葉が使われているそう。

「働いている人みんな」がヒーローだという星野さんの言葉に、想いが溢れたリスナーも多かったのではないでしょうか。

【番組情報】
星野源のオールナイトニッポン
http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20201125010000

(文:藤峰あき)

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