「心の中をまるっと書いた」星野源、読者から反響の新作エッセイ、執筆時の心境を明かす

投稿日:2020/11/18 14:54 更新日:

毎週火曜日深夜1時から放送のラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送ほか)。11月17日の放送では、雑誌「ダ・ヴィンチ」で掲載されている星野さんのエッセイ「いのちの車窓から」について語り、話題となりました。

(画像:時事)

■「心の中をまるっと書いた」星野、読者から反響の新作エッセイ、執筆時の心境を明かす

今週の放送では、12月号の「ダ・ヴィンチ」に掲載されている星野さんのエッセイについて、リスナーから様々な感想メールが届いていました。

これについて、星野さんは「今回、テーマじゃないですけど、『出口』っていうタイトルでエッセイを書きまして」と説明。

続けて、「本当に、今年、大変な年なわけじゃないですか。いろんな事を思うことがあって」と前置きし、「今回、何を書こうって思った時に、PCの前でじっとしてしまったというか…みんな大変だし、なるべくなら面白い事を書きたいって思って(PCに)向かうんだけど、面白い事を書く気にならないんですよ」と語ります。

さらに、「なんて言えばいいんだろう…面白い事を書きたいんだけど、誤魔化してる感じになってしまう気がして」と当時の心境を明かす星野さん。

「書いては消し、書いては消しっていうのを繰り返した後に、今の自分の心の状態を全部そのまま書いてみようと思って」「割と心の中をまるっと書いた」と思いを述べました。

■星野「いろんな種類の『出口』があって…」エッセイタイトル『出口』について語る

また、エッセイの概要について、「日々仕事をしてたり、コミュニティに属していたり、生活をしてく中で、ルールみたいなものとか、周りの目とか、あと社会的なルールみたいなものに、人間はどうしても縛られるし、それを意識して『こうしないといけない』って思うことが多いと思うんですけど」と語った星野さん。

その上で、「本当は、それをやらなくてもいい『出口』とか。その人によって、いろんな種類の『出口』があって。それは人によって違うっていう様なことを書いて」とコメント。

「『出口』を見失わないために、どういう気持ちでいればいいのか。『自分はこう思うよ』っていう事を書かせて頂きました」と続けました。

■星野から語られる「出口」の思いに「話聴けてよかった」の声

ネット上では、番組を聞いたリスナーから、「出口の話聴けてよかった」「今回の『出口』には本当に励まされました。源さんの文章どれも好きだけど、特に大好きなひとつです」「源さんの心をまるっと書いては消し書いては消し…か 今回特に、ホントほっとするエッセイだったなぁ…」などの声が上がりました。

今回書いたエッセイについて、思いを語ってくれた星野さん。星野さんの言葉を聞いて、また読み直したくなったリスナーも多かったのではないでしょうか。

【番組情報】
星野源のオールナイトニッポン
http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20201118010000

(文:藤峰あき)

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