毎週火曜日深夜1時から放送のラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送ほか)。11月17日の放送では、雑誌「ダ・ヴィンチ」で掲載されている星野さんのエッセイ「いのちの車窓から」について語り、話題となりました。
(画像:時事)
■「心の中をまるっと書いた」星野、読者から反響の新作エッセイ、執筆時の心境を明かす
本日深夜1時からは、生放送でお送りする星野源のオールナイトニッポン!
エッセイの感想や、先日大ヒット御礼舞台挨拶が行われた、現在公開中の映画『罪の声』の感想も引き続き募集しています。
ぜひ、番組HPまでお送りくださいね。https://t.co/LJYdUTiEtE#星野源ANN #罪の声 pic.twitter.com/DaRz1P5Vku— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) November 17, 2020
今週の放送では、12月号の「ダ・ヴィンチ」に掲載されている星野さんのエッセイについて、リスナーから様々な感想メールが届いていました。
これについて、星野さんは「今回、テーマじゃないですけど、『出口』っていうタイトルでエッセイを書きまして」と説明。
続けて、「本当に、今年、大変な年なわけじゃないですか。いろんな事を思うことがあって」と前置きし、「今回、何を書こうって思った時に、PCの前でじっとしてしまったというか…みんな大変だし、なるべくなら面白い事を書きたいって思って(PCに)向かうんだけど、面白い事を書く気にならないんですよ」と語ります。
さらに、「なんて言えばいいんだろう…面白い事を書きたいんだけど、誤魔化してる感じになってしまう気がして」と当時の心境を明かす星野さん。
「書いては消し、書いては消しっていうのを繰り返した後に、今の自分の心の状態を全部そのまま書いてみようと思って」「割と心の中をまるっと書いた」と思いを述べました。
■星野「いろんな種類の『出口』があって…」エッセイタイトル『出口』について語る
また、エッセイの概要について、「日々仕事をしてたり、コミュニティに属していたり、生活をしてく中で、ルールみたいなものとか、周りの目とか、あと社会的なルールみたいなものに、人間はどうしても縛られるし、それを意識して『こうしないといけない』って思うことが多いと思うんですけど」と語った星野さん。
その上で、「本当は、それをやらなくてもいい『出口』とか。その人によって、いろんな種類の『出口』があって。それは人によって違うっていう様なことを書いて」とコメント。
「『出口』を見失わないために、どういう気持ちでいればいいのか。『自分はこう思うよ』っていう事を書かせて頂きました」と続けました。
■星野から語られる「出口」の思いに「話聴けてよかった」の声
ネット上では、番組を聞いたリスナーから、「出口の話聴けてよかった」「今回の『出口』には本当に励まされました。源さんの文章どれも好きだけど、特に大好きなひとつです」「源さんの心をまるっと書いては消し書いては消し…か 今回特に、ホントほっとするエッセイだったなぁ…」などの声が上がりました。
今回書いたエッセイについて、思いを語ってくれた星野さん。星野さんの言葉を聞いて、また読み直したくなったリスナーも多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
星野源のオールナイトニッポン
http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20201118010000
(文:藤峰あき)