毎週火曜日深夜1時から放送のラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)。10月8日の放送では、ゲストに藤井隆さんを迎え「源と隆の秋!2時間ぶっとおしカラオケパーティー2019」が開催されました。また、星野さんの新曲「Same Thing (feat. Superorganism)」を初オンエア。曲に対する想いを語り、話題となりました。
(画像:時事)
毎年恒例のカラオケ大会、今年も開催!
今夜の #星野源ANN は、藤井隆さんをゲストにお迎えし、カラオケパーティー2019を開催!
そして、10/14リリースのEPから新曲「Same Thing(feat. Superorganism)」をラジオ初オンエアしました!
藤井さん、本日もありがとうございました!#SameThing
↓今夜の放送はこちらhttps://t.co/uRg1CAeSXU pic.twitter.com/tgYQdHZE8Q— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) October 8, 2019
毎年クリスマスの時期に開催されている、藤井隆さんとのカラオケ大会。今年は10月に開催となりました。
番組冒頭から、テンション高めに登場した藤井さん。
また、放送作家・寺坂直毅さんとAD・野上大貴さんは、Netflixで話題になった『全裸監督』の村西とおるのコスプレとして、裸に下着一枚のみの姿を披露。
その様子がインスタグラムに投稿されると、リスナーから「想像以上の衝撃…」「その格好で2時間座ってたの!?」などツッコミの声が上がりました。
星野源、ドームツアー後”燃え尽き症候群”に?「辞めるしかないのかなって」
番組中盤には、10月14日に配信開始となる新曲「Same Thing (feat. Superorganism)」が初オンエア。
この曲は、多国籍バンド・SuperorganismのOronoさんとEmilyさんが来日した際に作られたものだそう。
星野さんは、3人で会議室にこもり、その場で曲を作り上げるというワクワク感が楽しくてしょうがなかった、と嬉しそうに語りました。
しかし、そこに至るには星野さん自身で葛藤があったよう。
「『POP VIRUS』のドームツアーが終わった後、燃え尽き症候群みたいになってしまって。しばらく音楽できないやって。辞めるしかないのかなって思ってた時期があって」と当時の心境を告白する星野さんに、藤井さんは「そこまで!?」と驚きます。
そこから曲を制作するにあたって、「人と一緒に何かを作りたいって、ふと思い始めて。そこから希望がどんどん湧いてきちゃって」と3人で楽曲を作った経緯を告白。
「やってなかったことがあまりにも多すぎて、楽しくてしょうがない」と現在の心境を語り、音楽の楽しさを再確認させてくれたOronoさんとEmilyさんに「心の底から感謝している」と率直な感想を述べました。
星野源が語った新曲制作の裏側に藤井隆「よく気付いてくれた」
星野さんのお話を聞いた藤井さんは「何か失敗があった訳じゃなく、本当に幸せな形で燃え尽きた訳でしょ。それをもう一回燃やすって、すごい力が要るはず」と星野さんを気遣います。
続けて、「ドームツアーとかって、応援してくれてる人がたくさんいるってことを実感できる訳ですから。それはおっきな力だったと思う」とコメント。
藤井さんの温かい言葉を聞いて、星野さんは「たくさんの人と、面と向かってほんとに素晴らしい空間を経験できて。プレッシャーももちろんあったし、その中で大成功を収めることができて」とドームツアーの感想を述べました。
しかし「次何しようって思ったときに、何も思いつかなくて。もういっか、みたいな(笑)」と燃え尽きていたという当時の本音が。
ですが、星野さんは続けて「人と何か一緒に作ってみたいなって。あと人と出会いたい。いろんな人と」と発言し、心境が変化していった様子が伺えました。
それを聞いた藤井さんは「よくそこに気付いてくれましたね。これで1年間休んでますってなったら、ファンの方皆さん心配だったと思います」と星野さんとファンに向けて優しい言葉を送りました。
藤井隆の相槌に「優しさがしみた」と絶賛の声
ネット上では、番組を聞いたリスナーから「藤井さんが引き出してくれた源さんの想いが、心に刺さりました」「藤井さんの優しさがしみたーーっ」「新曲が聴けることって当たり前じゃないし幸せなことだな」など絶賛の声があがりました。
親交の深い藤井さんがゲストとして登場し、いつも以上に楽しそうだった星野さん。新曲制作の裏側を知って、これからも星野さんの音楽を応援したいと思ったリスナーも多かったのではないでしょうか。
今回の放送はタイムフリーでも聴くことが出来ますので、聞き逃した方はぜひチェックしてみてくださいね。
http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20191009010000
(文:藤峰あき)