4月28日放送の「グータンヌーボ2」(関西テレビ・フジテレビ系)では、MCの満島真之介さんが、DA PUMPのKENZOさん、歌舞伎役者の尾上右近さんを迎えて、3人トークを展開。KENZOさんが満島さんに感謝を伝える場面が話題を集めました。
■KENZOが満島に感謝「満島さんがいなかったら僕…」
KENZOさんは、映画「クローズEXPLODE」(2014年)のオーディションで、満島さんに助けられたことを明かします。
KENZOさんは当時、演技の経験がほとんどなく、オーディションに緊張して臨んでいたとのこと。
その時、満島さんが声をかけてくれたそうで、「僕、ちょっと緊張の糸がピーンってほどけて。満島さんがいなかったら僕、『クローズ』出れてないんですよね……。本当に感謝でしかないんです」とコメント。
ちなみに満島さんは映画には出演できなかったそうで、「CLOSEしちゃった」と自虐していました。
■KENZO「俺終わったなって思った」大ヒット曲『U.S.A.』への複雑な本音を吐露!
KENZOさんとの縁がわかったタイミングで、満島さんは沖縄出身の先輩・ISSAさんの話題を出します。
満島さんによると、大ヒットした「U.S.A.」をリリースする時、久々の新曲だったこともあり、ISSAさんから評価して欲しいという連絡があったそう。
実際に「U.S.A.」を聴いた満島さんは、「俺、爆笑して。『こんな曲でいくの』と思って」と本音を吐露。
すると、KENZOさんは「話させてもらっていいですか?」と切り出し、「U.S.A.」の話をすることに。
KENZOさんは、「『U.S.A.』の楽曲が来た時に、僕これ、間違いかなと思ったんです。一瞬、俺終わったなって思ったんです。ISSAさんの歌声とかISSAさんのスター性とか、かっこいいじゃないですか。ダンスも踊れるし、尊敬して入ったんですよ。その人が『C'mon, baby』と『U.S.A.』しか歌ってないんです」と、複雑な本音を吐露。
この時は、「それを機にもうダメだったら、『脱退しよう』っていうメンバーとかもいたんですね、実際」と、まさに背水の陣だったとのこと。
また、「俺もなんかその時、鬱ぽくなっちゃったんですよ。ずっとコレやってるじゃないですか。一応、ダンス、めちゃくちゃ頑張ってきたんですよ。18年くらいずっとダンスをやってきて、地上波出た時、コレしかやってないんですよ。今までダンスやってきたのなんだったんだろうみたいな」と、あの振り付けには迷いがあったとのこと。
しかし、「でも、コレやり続けていたら違う景色が見えてきて、それは子ども達が笑顔になるんですよね。俺がやってきたダンスでは、この子たちを笑顔にさせることは出来なかったと思ったんですよ」と、子供の笑顔を見て心境に変化があったことを明かします。
KENZOさんの言葉を聞いた満島さんも、「あれは魔法だよ」と、子どもが真似して踊りたくなる「U.S.A.」の振り付けの魅力を表現していました。
今回の放送にはネット上で、「U.S.A.…初めはやっぱり複雑な気持ちだったんだなぁ、KENZOくんやり続けた事で違う景色が見えてきたと」「KENZOさん声出して笑った」「今日のグータンヌーボめっちゃ面白かった KENZOくん一番年上だったのに一番下みたいだったわ」などのコメントが上がっています。
「U.S.A.」に戸惑ったけど、子供が笑顔になる様子を見て吹っ切れたと語るKENZOさんの話が興味深ったですね。
【番組情報】
グータンヌーボ2
https://tver.jp/corner/f0050421
(文:かんだがわのぞみ)